菅原神社(すがわらじんじゃ:夕日寺町)

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概要・由来

当社の拝殿は、加賀藩主前田家の篤い崇敬を受けて、210年以上前に建立されました。
前田家からの寄進という由緒ある建物であり、江戸時代からの歴史を今に伝えています。明治5年には村社に列格され、地域の人々の信仰を集めてきました。

鎮座地

金沢市夕日寺町ホ176

電話

076-252-3031 (野間神社)

拝観料金

無料

御祭神

菅原大神

行事

見どころ

趣のあるこじんまりとした社です。
隣には夕日寺観音堂があります。

夕日寺観音堂

夕日寺観音堂は、金沢市内にあり、長い歴史と深い信仰を集める場所です。
その魅力は、以下の点にあります。

  • 泰澄大師とのゆかり
    奈良時代の高僧、泰澄大師が創建に関わったと伝えられています。泰澄大師は、北陸地方の開祖として知られており、その霊験あらたな力に引かれて人々が訪れます。
  • 千手観音菩薩
    本尊は千手観音菩薩です。千の手を持つ観音様は、あらゆる願いを叶えてくれると信じられており、人々の心のよりどころとなっています。
  • 歴史的な建造物
    建物は、長い年月を経た古民家風の造りで、歴史を感じさせます。当時の建築様式や技術が凝縮されており、貴重な文化財としても注目されています。
  • 自然豊かな環境
    夕日寺観音堂は、自然豊かな環境の中に佇んでいます。四季折々の美しい風景が広がり、心身のリフレッシュに最適な場所です。
  • 板地彩色絵馬額面
    金沢市指定文化財として知られる「板地彩色絵馬額面」は、その見事な絵画技法と深い歴史的背景から、多くの人の心を捉えています。この絵馬は、加賀八家の老臣であった矢田四如軒によって描かれたもので、昭和52年にその芸術的価値が認められ、市指定文化財に指定されました。「狩野派の技法と躍動感あふれる神馬」
    絵馬には、白毛と黒毛の2頭の繋ぎ馬が力強く描かれています。狩野派の洗練された画風を基に、矢田四如軒は、馬の筋肉の動きや躍動感を生き生きと表現しています。まるで、今にも絵の中から飛び出してくるかのような、力強い生命感が感じられます。「武士の画家、矢田四如軒」
    作者の矢田四如軒は、武家の家老を務めながら、絵画の道も極めた文武両道の人物でした。狩野派の絵画を学び、中国や日本の古画を模写することで、独自の画風を確立しました。特に禅画や人物画を得意とし、その作品は高い評価を受けています。「夕日寺観音堂と前田土佐守家」
    この絵馬が奉納された夕日寺観音堂は、加賀藩主前田家の信仰が厚く、前田土佐守家の家老であった矢田四如軒が仕えていたことから、深い繋がりがあります。特に、矢田四如軒が描いた前田直躬の肖像画は、両者の関係性を象徴する作品として知られています。

神徳(御利益)

菅原大神を祭神とする神社は、一般的に「天満宮」と呼ばれ、学問の神様として広く信仰されています。
菅原道真公は、平安時代の学者・政治家であり、その優れた学識と才能から、後世の人々に崇められるようになりました。
人々が菅原道真の霊魂を神として崇めるようになり、それが「菅原大神」と呼ばれるようになりました。

菅原大神の御神徳

菅原大神には、学問の神様としての側面だけでなく、さまざまなご神徳があるとされています。主なものとしては以下のようなものが挙げられます。

学業成就
道真公の優れた学識にちなみ、受験合格、学力向上、文武両道など、学業に関するご利益が最も有名です。特に、受験シーズンには多くの受験生が参拝に訪れます。

技芸向上
学問だけでなく、芸術や武道など、様々な分野での技芸向上にもご利益があるとされています。

厄除け
道真公が怨霊となって祟ったという伝説から、厄除けのご利益があるとも信じられています。

家内安全
家族の健康や幸せ、そして家運隆盛を祈る人々も少なくありません。

駐車場・アクセス
・駐車場はありません
・牧口バス停から徒歩4分
・夕日寺バス停から徒歩5分

授与品・御朱印

野間神社にお問合せ

ウェブサイト

石川県神社庁
https://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j0242/

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