八幡板屋神社(はちまんいたやじんじゃ)

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概要・由来

八幡板屋神社は、古来袋区の産土神として崇敬されてきた神社です。明治5年に村社に列格しました。
寛永年間に辰巳用水の工事を設計・監督した板屋兵四郎を配祀し、境内に辰巳用水に使用されていた石製の導水管や板屋兵四郎顕彰碑があります。

鎮座地

〒920-1144
石川県金沢市袋板屋町チ1

電話

076-221-4957(市姫神社
八幡板屋神社の宮司は市姫神社の宮司代務者でもあり、電話連絡は市姫神社にて。

拝観料金

無料

御祭神

応神天皇
板屋兵四郎

行事

例祭は10月15日です。
その他の行事は市姫神社に準じます。

見どころ

辰巳用水に関連する石製の導水管や板屋兵四郎顕彰碑が見どころ。
鉄筋コンクリート造の社殿。
逆立ち狛犬があります。

板屋兵四郎について

板屋兵四郎とは、江戸時代の加賀藩の土木技師で、測量技術に優れていました。
金沢城の堀や兼六園に水を引くための辰巳用水を開削したことで知られています。
辰巳用水は日本四大用水のひとつで、約12キロメートルの長さがあり、トンネルやサイフォンなどの先進的な技術を用いています。
板屋兵四郎は、この偉業をわずか1年で完成させました。
また、能登や富山でも用水工事に携わり、農業や塩田の発展に貢献しました。
板屋兵四郎についての詳しい生い立ちや経歴は不明な点が多く、謀殺説もあります。
板屋兵四郎は、金沢市の八幡板屋神社や蓮覚寺に祀られています。
板屋兵四郎は、日本の水利工事の名工として、今も尊敬されています。

神徳(御利益)

辰巳用水の恩恵を受ける人たちにとっては、水運・水害除け・水産業の発展などの神徳があるとされます。
また、板屋兵四郎は水利工事の名工として知られているので、技術・芸術・学問の向上などの神徳も期待できます。

駐車場・アクセス

駐車場はありません。
最寄りのバス停は袋バス停で、そこから徒歩2分。
中村バス停から徒歩6分。

授与品・御朱印

授与品はありません。
御朱印は市姫神社にお問い合わせ。

ウェブサイト

石川県神社庁
https://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j0351/

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