東山菅原神社(ひがしやますがわらじんじゃ)

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【概要・由来】
東山菅原神社は、金沢のひがし茶屋街にある神社で、菅原道真を祀っています。

菅原道真は平安時代に活躍した貴族で、学者や政治家でもありました。学問に秀でていた人物であることから、合格祈願や学業成就、さらに五穀豊穣などのご利益があるとされています 。

東山菅原神社の創建は、1820年(文政3年)に金沢に初めて芸楼が設置された際に、ひがし茶屋街の鎮守として行われました。当時の金沢は加賀藩の城下町で、文化や芸能が盛んでした。芸妓たちは菅原道真を守り神として崇め、芸事の上達を祈願しました 。

東山菅原神社は当初、観音町西源寺の後にありましたが、その後現在地に遷座しました。
境内には前田利家の家紋である加賀梅鉢紋が彫られた大きな鳥居や、女性を幸せにすると言われるオスの狛犬や陽石、良縁に繋がると言われるアカマツとクロマツの松並木などがあります 。

東山菅原神社は隣接している宇多須神社の末社であり、末社とは思えないほど立派な神社です。宇多須神社は式内社で、天照皇大神や八幡大神を祀っています。
東山菅原神社の総本社は、道真公をご祭神とする福岡県の太宰府天満宮と京都府にある北野天満宮です 。

東山菅原神社は現在でもひがし茶屋街を見守ってくれている存在です。
ひがし茶屋街は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、茶屋や料亭などの伝統的な建築物が多く残っています。現在ではお洒落なカフェやセレクトショップなどもありますが、昔ながらの風情も感じられます。

【鎮座地】
石川県金沢市東山1-27-83

【電話】
076-252-8826(宇多須神社)

【拝観料金】
無料(時間は自由参拝です)

【祭神】
菅原道真(すがわらのみちざね)

【行事】
例祭:10月25日

【見どころ】
– 前田利家の家紋である加賀梅鉢紋が彫られた大きな鳥居
– 女性を幸せにすると言われるオスの狛犬や陽石
– 良縁に繋がると言われるアカマツとクロマツの松並木
– ステンドグラスがはめ込まれた拝殿

【神徳(御利益)】
学業成就、芸事上達、良縁

【駐車場・アクセス】
専用の駐車場はありません。近隣のコインパーキングを。
城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「橋場町」バス停から徒歩約8分
金沢ふらっとバス材木ルート「梅ノ橋」バス停から徒歩約5分

【授与品・御朱印】
授与品は不明ですが、御朱印は宇多須神社で頂けます。
デザインは菅原道真の姿や文字が描かれています。

【ウェブサイト】
公式のウェブサイトはありません。


 

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