概要・由来
当社創立の明記は欠くが、天正年間創建と思われる。
金沢市城力町に鎮座する日吉神社は、その創立の明確な記録は残されていませんが、天正年間(1573年~1592年)に創建されたと考えられています。
天正年間は、織田信長が活躍し、戦国時代が終焉に向かう激動の時代です。
この時代に創建されたということは、この地域においても何らかの出来事や人々の願いが込められていたのかもしれません。
創建の詳しい経緯は不明ですが、天正年間にこの地に祀られたということは、当時の人々が自然の恵みに感謝し、山の神の加護を願い、この地で生活を営んでいたことの証と言えるでしょう。
その後、地域の人々によって大切に守り継がれ、今日に至っていると考えられます。
鎮座地
金沢市城力町ロ74
電話
076-241-5980 (闕野神社)
拝観料金
無料
御祭神
大山咋神
行事
ー
見どころ
狛犬はいません。
近くには同じ日吉神社(下鴛原町)もあります。
金沢学院大学野球部のグランドも近いです。
神徳(御利益)
祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)をお祀りしています。
大山咋神は、山の神、特に山の地主神として広く信仰を集めています。
「くい」は杭(くい)を意味し、山に杭を打ち込んでその所有を示すことから、山の守護神、山の所有者という解釈がされています。
そのため、山林を守り、山の恵みをもたらす神として、古くから人々の生活と深く結びついてきました。
大山咋神は山の安全、林業や農業の守護神として特に重要な存在であったと考えられます。
また、山から流れる水は農業に不可欠なため、治水の神、ひいては五穀豊穣の神としても信仰されてきたことでしょう。
駐車場・アクセス
・駐車場はありません
・駒帰バス停から徒歩5分
授与品・御朱印
闕野神社にお問合せ