日吉神社(ひよしじんじゃ:三池町)

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概要・由来

日吉神社は、延喜式内社の郡家神社の一つとされる古社です。
創始の年代は不明ですが、鎮座地はかつての郡衙の所在地でした。
中世には山王社と呼ばれ、後に日吉社と改称しました。
明治6年に浅野神社に附属し、昭和20年に日吉神社となりました。
昭和20年11月神饌幣帛料指定神社となりました。

三池は、かつて加賀郡の役所が置かれていた場所です。
その役所の名前は郡家(ぐうけ)といい、ミヤケと読みました。その名前が変化して、ミイケと呼ばれるようになったと考えられます。

享保10年に書かれた『享保聞書』には、三池の神社は大洪水で流されて、現在の小松市に移されたと記されています。
その神社の敷地は、村のはずれにあります。春には、申祭(さるまつり)という祭りがあります。
この祭りでは、氏子に餅が配られます。
神社の伝承では、その餅を食べると、痘や病気にかからないと言われています。この餅配りのことを、さるだごまきと呼んでいます。今でも、この行事は続いています。

三池町会は、とても仲が良くて、力を合わせて祭りを盛り上げています。
老若男女が参加して、春はさるだごまき、秋は子どもみこしを町内に繰り出して、にぎやかな祭りを楽しんでいます。

鎮座地

石川県金沢市三池町33

電話

076-252-6544(淺野神社

拝観料金

無料

御祭神

大山咋神(おおやまくいのかみ)
大己貴命(おおなむちのみこと)

行事

歳旦祭 1月1日
祈年祭 2月17日
春季祭 3月第3日曜日
秋季祭 9月第2日曜日
新穀感謝祭 11月25日

見どころ

石川鉄道線の東金沢駅の東、北陸新幹線の線路を越えた三池町交差点の近くにあります。
地元の方に大事にされており灯籠や狛犬さんが並んび、整備された境内の参道。
8、9月はサルスベリが美しく咲きます。

神徳(御利益)

厄除開運・商売繁盛・家内安泰・交通安全・良縁結び

大山咋神は山岳信仰の神で、登山安全や自然災害の除災などにご利益があるとされます。
また、農耕の神として、五穀豊穣や商売繁盛などにもご利益があるとされます。

大己貴命天照大神の孫で、土地や自然の神聖さを守る役割を果たしています。

駐車場・アクセス

駐車場はありません。
JR東金沢駅から徒歩5分
バスで東金沢駅バス停から徒歩5分。

授与品・御朱印

授与品や御朱印はありません。

ウェブサイト

石川県神社庁のページがありますが、日吉神社自身の公式ウェブサイトはありません。
https://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j0012/

淺野神社の兼務社ページ
https://asano-jinja.com/free/profile5

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