経王寺(きょうおうじ)

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歴史・概要

経王寺は、慶長6年(1601年)に加賀藩三代藩主・前田利常の生母・寿福院が養仙院日護を招いて創建した日蓮宗の寺院です。
開山は寿福院の異母兄・善住院日淳。
後年、火災にあったが正保4年(1647年)に寿福院十七回忌にあたり利常が再建しました。
加賀騒動のヒロインお貞(真如院・六代吉徳の側室)の墓があります。
五重石塔が有名です。

慶長十年(1605)、加賀藩三代藩主・前田利常の生母・寿福院が越前府中(武生市) 経王寺から養仙院日護を招いて創建。
日護の師妙成寺十四世・寿福院の異母兄善住院日淳を開山とする。
寛永八年(1631)四月、犀川橋詰め付近からの大火に被災。 正保四年(1647)、寿福院の十七回忌にあたり、利常によって 再建。承応三年(1654)、五代藩主綱紀から寺領五十石を寄進 された。明治初期金沢監獄に、同43年(1910)、金沢医学専門学校に境内地約一万坪が収用され、現在地に移転する。
加賀騒動の悲劇のヒロインお貞(真如院・六代藩主吉徳の側室) の墓がある。
寺宝には、寿福院の寄付と伝えられる宝塔絵曼荼羅等三幅対の画像、木造彩色河灌明神立像、真如院御内仏などがあり、「寛永第六(1629) 暦五月二十九日」の銘が入った五重石塔も格護されている。
(寺院由緒書きより)

住所

〒920-0942
石川県金沢市小立野5丁目9-2

電話

076-221-4873

拝観料金

境内・建物内可
※建物内は要予約 無料

拝観時間

不明

宗派/山号・寺号

日蓮宗/壽福山/経王寺

本尊・寺宝

本尊は、十界曼荼羅。

寺宝は、寿福院御寄付と伝えられる宝塔絵曼荼羅等三幅対の画像があり、木像彩色河濯明神立像、真如院が生前拝まれた御内仏が格護されています。

御朱印

有 (要事前予約)
御朱印帳:無

行事

毎月1日と15日に法話会があります。
その他、節分会やお彼岸などの年中行事も行われます。

見どころ

五重石塔は岡田隼人の墓(供養塔)。
高さ約10メートルで、江戸時代中期に建立されたものです。
石塔の上部には、前田家の家紋である「三つ柏」が彫られています。
また、お貞の墓は、加賀騒動で自刃したお貞とその子供たちの遺骨を合祀したもので、墓碑には「真如院殿」と刻まれています。
元治の変の千秋順之助一族、明治初期小立野与力町に住んだ本阿弥家の墓があります。

駐車場・アクセス

駐車場はなし。
「如来寺前」バス停から徒歩約2分、
金沢ふらっとバス菊川ルート「小立野下馬」バス停から徒歩約2分。

ウェブサイト

経王寺の公式ウェブサイト
http://www2.plala.or.jp/k-kyouohji (アクセス不可)

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