妙国寺(みょうこくじ)

広告が掲載してある場合があります



歴史・概要

妙国寺は、慶長19年(1614年)に佐々藤右衛門、矢島平左衛門らが堺市の妙国寺信命院日全を招いて建立した日蓮宗の寺院です。
貞享2年(1685年)までに現在地に移転しました。
日蓮作と伝えられる大黒天像を安置し、別名大黒寺とも呼ばれています。

境内の大黒堂は十一代日亀の建立で、丸い宝珠の形をしています。
山門は安永9年(1780年)の建立で、金沢市指定文化財です。
蕉門中興の俳人成田そうきゅうの墓があります。

住所

〒920-0831
石川県金沢市東山2-18-9

電話

076-252-1977

拝観料金

境内可(無料)

拝観時間

不明

宗派/山号・寺号

日蓮宗/日向山/妙国寺

本尊・寺宝

本尊:久遠実成本師釈迦牟尼仏
寺宝:大黒天像、山門

御朱印

有り(御朱印帳も有り)

行事

不明

見どころ

大黒堂:丸い宝珠の形をした珍しい堂で、大黒天像を祀っています。

山門:安永9年(1780年)の建立で、金沢市指定文化財です。簡素な薬医門で、建立以来大規模修理を受けておらず、当時の姿を残しています。卯辰山麓寺院群の中では建立年代が判明する最も古い門だと言われています。

成田蒼虬(なりたそうきゅう)の墓:成田蒼虬とは、江戸時代後期の俳人で、金沢の出身でした。高桑闌更に俳諧を学び、京都に出て松尾芭蕉に師事した人物です。芭蕉堂二世を継ぎました。全国を遊歴し、天保俳壇の重鎮として活躍。桜井梅室、田川鳳朗と共に「天保の三大家」と称されました。句集には「蒼虬翁句集」「蒼虬翁俳諧集」などがあります。墓碑には芭蕉の自筆が刻まれています。

後ろ向きの洗い仏:洗い仏とは、浄行菩薩(じょうぎょうぼさつ)の像で、妙国寺のお堂には、背中を見せている“洗い仏”があります。この仏様にお参りするときは、前にまわって手を合わせます。そして、そばにある”たわし“で、自分の体の悪いところを思いながら仏さまの身体の同じ箇所を洗います。昔からたくさんの人が、このようにしてお願いをしてきました。だから“洗い仏”はとてもきれいでつるつるです。今でも多くの人が信仰しています。

春には山門の近くの見事なピンクの枝垂れ桜が咲き誇る。

駐車場・アクセス

駐車場:不明
アクセス:北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「森山」バス停から徒歩約3分

ウェブサイト

公式ウェブサイトはありません。

この投稿をInstagramで見る

rio.hiro.gen(@chama.hiro1956)がシェアした投稿

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です