西養寺(さいようじ)

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【歴史・概要】
西養寺は、天台宗の寺院で、加賀藩から15ヶ条の制書を附与され、加越能の天台宗寺院の触頭(ふれがしら)となりました。
初代利家、二代利長の信望が厚く、慶長17年(1612年)に眺望絶景の当地に移転しました。
俳人宮竹屋小春の墓があり、本堂と鐘楼は金沢市指定文化財です。
刺客斉藤金兵衛先祖代々の墓などもがあります。
神仏習合が自然に残っている数少ないお寺です。

【住所】
〒920-0831
石川県金沢市東山2-11-35

【電話】
076-252-0532

【拝観料金】
境内可(無料)*建物内部は要予約

【拝観時間】
不明

【宗派/山号・寺号】
天台宗/西養山/西養寺

【本尊・寺宝】
本尊は不明ですが、
寺宝として江戸時代の絵画や書跡などがあります。

【御朱印】
有り(事前連絡必要)
御朱印帳は無し

【行事】
不明

【見どころ】
本堂は天明3年(1783年)に建立されたもので、市内における江戸時代の社寺建築の指標となるものです。
屋根形態の変化や装飾的な妻面などが特徴的です。泉鏡花の小説「夫人利生記」では「梅鉢寺」として本堂が登場しています。

本堂の他に、聖天堂、観音堂、護摩堂、稲荷堂、鐘楼堂、地蔵堂といくつもの建物があります。
山門脇には地蔵尊、観音堂、龍神堂があります。

格の高い高麗門(こうらいもん)の山門までの長い階段や、高さ3メートルほどの宝塔。

薬王稲荷大権現と書かれたお稲荷様の社。
さらに二人の忍者が隠れています。

鐘楼(しょうろう)の建立は1851年で大工は山上全之輔吉敏で、四霊獣を描いた彫刻。
四霊獣とは中国神話において4種類の獣を支配するとされた霊獣で、応竜・麒麟・鳳凰・霊亀とされています。

また、白山に通じると言われる井戸や小春の墓、目や唇が動くと言われるお釈迦様の画、おばあさん幽霊が持ってきたと言われる鉄釜なども見どころです。

【駐車場・アクセス】
駐車場は不明ですが、公共交通機関では北陸鉄道路線バス「東山」バス停から徒歩約7分です。

【ウェブサイト】

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