猿丸神社(さるまるじんじゃ)

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【概要・由来】
猿丸神社は、金沢市笠舞に鎮座する神社であり、金沢市内でも有名な神社の一つです。
この神社は、戦国時代の武将である前田利家の家臣であった猿丸大夫を祀ったものであり、彼の武勇や忠義を称えるために建立されました。

この神社の歴史は、石板に書いてあります。
石板には、小倉百人一首の一首を詠んだ猿丸太夫という人のお墓があると書いてあります。猿丸太夫は、聖徳太子の孫と言われています。海で戦争をするときに、女帝から「お前の和歌で沈めよ」と言われましたが、できませんでした。悲しくなって、色々なところに旅をしました。金沢に来たときに、風で笠が飛んでいきました。笠が空に舞うのが美しかったので、ここを笠舞と名付けました。そして、ここに小さな家を建てて住みました。村の人たちに農業や鶏の飼い方を教えました。村の人たちも猿丸太夫が好きになって、よく遊びに来ました。猿丸太夫の歌も聞いて、感動しました。

この神社は、昔から「丑の刻まいり」という五寸釘で藁人形を打ち込んで願掛けがありました。大きな杉の木に、藁人形と釘を打ち込んで願い事をするのです。
昔は夜中に釘の音がよく聞こえました。今はその杉の木は切られてしまいましたが、根っこと新しい杉の木が残っています。
猿丸神社には、他にもタブノキやケヤキなどの大きな木や、イチョウやモミジなどの小さな木がたくさんあります。

【鎮座地】
金沢市笠舞3-23-21

【電話】
076-262-8624

【拝観料金】
猿丸神社は無料で一般の方々に公開されています。拝観料は不要です。

【祭神】
猿丸神社の御祭神は猿丸太神で猿丸大夫(さるまるだいぶ)です。

【行事】
毎年八月に観音講
左義長など

【見どころ】
猿丸神社の境内には、立派なケヤキの木があります。
このケヤキは、神社のシンボルとして大切に保護され、神聖な存在とされています。訪れる人々は、ケヤキの下で心を落ち着かせ、祈りやお参りをすることができます。ケヤキの木は、その風格と存在感によって猿丸神社の雰囲気を一層引き立てています。訪れる際には、ケヤキの存在にも注目してみてください。

大小四体の石造の猿像。

【神徳(御利益)】
猿丸神社では、猿丸大夫の武勇と忠義を称えるだけでなく、戦国時代の武将としての勇気や家族の平和、厄除けや商売繁盛などの御利益があるとされています。多くの人々が参拝し、願いを込めて祈願しています。

【駐車場・アクセス】
猿丸神社には駐車場がありますが、台数に限りがあります。
公共交通機関を利用することをおすすめします。

北陸鉄道路線バス「猿丸神社前」バス停から徒歩約2分
金沢ふらっとバス菊川ルート「猿丸児童公園」バス停から徒歩約5分

【授与品・御朱印】
御朱印は頂くことができます。
(境内右側裏手にある社務所兼自宅)

【ウェブサイト】
https://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j0254/


大きなケヤキの木があります。


独特の静寂した雰囲気がある猿丸神社。
緑がいっぱい。


猿丸神社の拝殿の扁額。


本殿右手に境内社があります。


境内社の稲荷神社。


猿丸神社の由来。


猿丸神社手水舎

 

 

 

 

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