松月寺(しょうげつじ)

広告が掲載してある場合があります



歴史・概要

松月寺は、文禄2年(1593年)に越前堀井庄に創建された曹洞宗の寺院です。
元和元年(1615年)に現在地に移転しました。

松月寺には、国の天然記念物に指定された約400年の桜の木があります。
この桜は、松月寺の二代目の住職(至岸和尚)が、加賀藩の三代目の藩主利常公からもらったもので、元は小松城にあったそうです。この桜は「大桜」や「御殿桜」とも呼ばれています。学名をショウゲツザクラといいます。

平成15年には、石川県農林試験場によって育成された大桜直系の若木を後継木として植えました。

所在地

〒921-8033
石川県金沢市寺町5-5-22

電話

076-241-0874

拝観料金

境内・建物内拝観可(無料)

拝観時間

不明

宗派/山号・寺号

曹洞宗/瑞亀山/松月寺

本尊・寺宝

本尊:釈迦牟尼仏
寺宝:大桜(国の天然記念物)

御朱印

あり(事前連絡要)
書き置き御朱印有り

御朱印帳:無

行事

新春祈祷会:1月7日
涅槃会:3月第1日曜日
施食会:7月7日
不動講:毎週28日
梅花講:不定期

見どころ

大桜:4月中旬に満開になり、白い花を咲かせます。
根の周囲約6m、高さ約14mの巨木で、寺の土塀を一部壊して枝を道路側に出しています。
松月寺は、寺町寺院群の一つで、野町広小路バス停から徒歩約5分のところにあります。
桜の季節には、多くの人がこの桜の花見に訪れます。

松月寺のサクラについて

松月寺のサクラは、国の天然記念物に指定された約400年の桜の木です。
この桜は、松月寺の二代目の住職が、慶安元年(1648)加賀藩の三代目の藩主からもらったもので、元は小松城にあったそうです。
この桜は「大桜」や「御殿桜」とも呼ばれています。

この桜は、ヤマザクラの一種で、学名をショウゲツザクラといいます。
花は白地に紅白を帯びており、花弁は5センチほどになります。枝張りは東西に約20メートル、南北は約15メートルあります。

この桜は、江戸時代に儒者の室鳩巣(むろきゅうそう)が詞を作ったことでも知られています。
また、藩政期には、この桜は大変尊重され、藩主の行列であっても槍を伏せて樹下を通行したといわれています。

この桜は、4月中旬に満開になり、白い花を咲かせます。

江戸中期の儒学者室鳩巣がこの桜を題材にした詩歌を詠んでいるほか、泉鏡花の小説「桜心中」に登場する「江月寺の桜」のモデルとなるなど、古くから金沢のシンボルとして親しまれています。

駐車場・アクセス

バスの駐車:マイクロ可
車でのアクセス:広小路交差点より野田方面へつば甚向かい
バス・電車:野町広小路バス停より徒歩約5分

ウェブサイト

曹洞宗石川県宗務所
https://www.sotozen-net.jp/temple/33

この投稿をInstagramで見る

@hananoomairiがシェアした投稿

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です