【概要・由来】
金沢市寺町にある神社で、室町時代の初期に富樫氏の起請によって創建された八幡宮が起源とされる。
加賀藩主の鷹匠頭らが信州・諏訪の神(鷹の守護神)を勧請併祀して、鷹の祈祷を修めたという。明治初年ごろまで通称『諏訪八幡宮』と呼ばれていた。
鷹の絵馬は、鷹の守護神として信仰される諏訪神社に奉納される絵馬のこと。
鷹匠頭や狩猟者、スポーツ選手などが鷹の姿や願い事を描いて奉納する風習があります。諏訪神社の境内には、江戸時代から現代までのさまざまな鷹の絵馬が飾られています。鷹の絵馬は、鷹の美しさや力強さを表現するとともに、鷹の目になぞらえて目標を見据えることや、鷹の羽ばたきになぞらえて飛躍することを願うものとされます。
【鎮座地】
金沢市寺町5丁目2-41
【電話】
076-263-9437(上野八幡神社)
※電話連絡は上野八幡神社にて。
【拝観料金】
無料
【祭神】
建御名方命、誉田別命、応神天皇
【行事】
例大祭(10月第1日曜日)、節分祭(2月3日)、春季大祭(4月第1日曜日)、秋季大祭(10月第1日曜日)、新嘗祭(11月23日)など
【見どころ】
境内には鷹匠頭らの墓や鷹の絵馬がある。
また、境内社として八幡宮、白山宮、稲荷社、天満宮、住吉社がある。
【神徳(御利益)】
鷹の守護神として狩猟やスポーツの成功、厄除け、商売繁盛、家内安全などにご利益があるとされる。
【駐車場・アクセス】
駐車場はありません。
金沢駅からバスで約15分、「寺町」バス停下車、徒歩約5分。
【授与品・御朱印】
授与品はありません。
御朱印は上野八幡神社で受けられます。
【ウェブサイト】
石川県神社庁 https://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j0270/