融山院(ゆうざんいん)

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【歴史・概要】
融山院は、曹洞宗の寺院で、元和9年(1623年)に丹波国円通寺の住持であった融山泉祝和尚が、加賀藩家老・横山長知の招きで金沢に移り、八坂町に松山寺を建立したのが始まりです。

その後、隠居して横山家邸内に庵を結びました。これが融山院の起こりとされます。

寛文7年(1667年)には、4世住職の州屋和尚が横山家下屋敷を拝領して現在地に移し、3000坪の境内地を有する大伽藍となりました。
しかし、幕末の廃仏毀釈で堂宇は消滅し、明治末に27世住職の園地和尚によって再建されました。
現在の本堂は仮本堂となっています。

【住所】
石川県金沢市寺町2-1-4

【電話】
076-241-1482

【拝観料金】
境内は無料で拝観できます。
建物内は要予約。

【拝観時間】
9:00~16:00

【宗派/山号・寺号】
曹洞宗/圓通山/融山院

【本尊・寺宝】
本尊は釈迦牟尼仏像です。
また、開山融山泉祝和尚の墓や横山家の墓所などがあります。

【御朱印】
御朱印はありません。

【行事】
年中行事としては、3月17日に涅槃会、8月17日に塔婆供養や四万六千日などが行われます。

【見どころ】
見どころとしては、仮本堂の内部にある融山泉祝和尚の肖像画や横山家の家紋などが挙げられます。
認定こども園を併設。

【駐車場・アクセス】
駐車場はありません。
北陸鉄道路線バス「寺町二丁目」バス停から徒歩約3分です。

【ウェブサイト】
曹洞宗石川県宗務所
https://www.sotozen-net.jp/temple/36

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