概要・由来
勧請年月不詳なるも、天文年代に樫木下とも椿木の下からとも出給う云々と、社記 田近和泉守の手記にある所から、創立が拝察され、産土神なり。明治6年村社に列す。大正元年11月地代神代神社に合併。なれど堂宇は存置し祭礼を行う。昭和36年1月神社本庁の許可を得、八幡神社を創立す。
金沢市鞁筒町にある八幡神社は、その歴史を紐解くと、天文年間(1532年~1555年)に創建されたと推測されます。社記によると、当時は「樫木下」または「椿木の下」と呼ばれていた場所にあったと記されています。
創建当時の様子
天文年間は、戦国時代と呼ばれる動乱の時代です。そんな時代に、この地に八幡神が祀られたということは、地域の人々が平安な日々を願い、神頼りしていた様子が伺えます。
歴史の変遷
明治時代:明治6年には村社に列せられ、地域の人々の信仰を集めるようになりました。
大正時代:大正元年には、地代神代神社に合併されましたが、神社の建物は残され、祭事は続けられました。
昭和時代:昭和36年には、神社本庁の許可を得て、現在の「八幡神社」として再興されました。
鎮座地
金沢市鞁筒町イ130
電話
076-258-0346 (波自加彌神社)
拝観料金
無料
御祭神
応神天皇
行事
ー
見どころ
県道213号線と国道359号線の近く、鞁筒町にある神社。
新しい狛犬がシンボルのように立っていて、どこか懐かしい雰囲気も感じられます。
静かでひっそりと佇む境内は、日常を忘れさせてくれる、そんな場所です。
神徳(御利益)
応神天皇は、日本神話に登場する神武天皇の皇子であり、歴史上最初の天皇とされています。その神徳は多岐にわたり、古くから人々に崇敬されてきました。
応神天皇の主な御神徳
武運長久
弓の名手としても知られ、武道の神様として崇敬されています。戦勝祈願や武運長久を願う人々に信仰されています。
国家安泰
日本を統一し、平和な国づくりに貢献したことから、国家安泰の神様として信仰されています。
産業振興
農業や産業の発展に力を尽くしたことから、産業振興の神様としても信仰されています。
学問の神
学問の神様としても知られ、受験に合格したい人や知恵を授かりたい人々に信仰されています。
厄除け
災いを除き、人々を災厄から守る神様としても信仰されています。
駐車場・アクセス
・駐車場はありません
・千の杉バス停から徒歩6分
・小池バス停から徒歩7分
授与品・御朱印
波自加彌神社にお問合せ