灯明寺(とうみょうじ)

広告が掲載してある場合があります



歴史・概要

沿革は定かではないが、大乗寺内に灯明庵として代々受け継がれ、大乗寺が野々市町に移転の際共に移転しました。
その後、跡地に灯明庵として残り、前田藩の命により一時村井出雲守地内へ移転されたが、その土地御用地の為、万治2年(1659)替地として大聖寺藩家老地内(旧田丸町)に再建し、平成19年(2007)諸事情により大乗寺眼下に用地取得移転、現在に至ります。

灯明寺の正確な創建時期は不明ですが、古くから大乗寺境内に灯明庵として存在し、代々受け継がれてきたと伝えられています。
大乗寺が野々市町に移転した際には、灯明庵もそれに伴い移動しましたが、後に元の地に戻り、灯明庵として存続することとなりました。
その後、前田藩の命により一時的に村井出雲守の領地内に移転を余儀なくされましたが、その土地が幕府の御用地となったため、万治2年(1659年)に代替地が与えられ、大聖寺藩家老の屋敷跡(現在の田丸町)に再建されました。
そして、平成19年(2007年)には、様々な事情により現在の大乗寺の麓にあたる場所に移転し、現在に至っています。

本寺は東香山大乗寺

所在地

〒921-8114
石川県金沢市長坂町ヲ203

電話

076-223-4184

拝観料金

拝観をご希望の場合は、事前に電話で確認されることをお勧めします。

拝観時間

拝観をご希望の場合は、事前に電話で確認されることをお勧めします。

宗派/山号・寺号

曹洞宗/妙光山(みょうこうざん)

本尊・寺宝

本尊:
釈迦牟尼仏

寺宝:
・前田利家公自画像他三点
・三高天神様(金沢二十五天神)
・釈迦涅槃図

御朱印

御朱印をご希望の場合は、電話で確認されることをお勧めします。

行事

見どころ

灯明寺は、歴史の中で幾度かの移転を経て現在に至る古刹です。
特に注目すべきは、以下の寺宝です。

前田利家公自画像他三点:

加賀藩の礎を築いた前田利家公の自画像を含む三点の所蔵は、この寺と前田家との深い繋がりを示唆しています。
戦国時代から江戸時代初期にかけての歴史を語る貴重な資料と言えるでしょう。
当時の武将の姿を伝える肖像画は、歴史ファンのみならず美術に関心のある方にとっても見逃せないポイントです。
他の二点がどのようなものか詳細は不明ですが、併せて拝観することでより深く歴史を感じられることでしょう。

三高天神様(金沢二十五天神):

金沢二十五天神の一つである三高天神様が祀られていることは、地域信仰との結びつきを示す重要な要素です。
天神様は学問の神として広く知られていますが、地域によっては様々なご利益があると信仰されています。
灯明寺の三高天神様がどのようなご利益をもたらすとされているのか、調べてみるのも興味深いでしょう。
金沢二十五天神巡りとして、他のお寺と合わせて参拝するのもおすすめです。

釈迦涅槃図:

釈迦の入滅の様子を描いた釈迦涅槃図は、仏教美術の重要なテーマの一つです。
涅槃図は、釈迦の生涯における重要な出来事を視覚的に表現しており、仏教の教えを伝える役割も担っています。
灯明寺の釈迦涅槃図がどのような特徴を持っているのか(描かれた時代、技法、保存状態など)は不明ですが、仏教美術に関心のある方にとっては見どころの一つとなるでしょう。

これらの寺宝は、灯明寺の歴史と文化、そして地域信仰を今に伝える貴重な存在です。
拝観の際には、これらの寺宝を通して、歴史の流れや信仰の深さを感じ取ってみてはいかがでしょうか。

駐車場・アクセス

・すぐ近くに大乗寺の駐車場有り
・長坂台バス停から徒歩6分
・泉野出町一丁目バス停から徒歩7分
・二水高校前バス停から徒歩9分

ウェブサイト

曹洞宗 灯明寺サイト
https://www.sotozen-net.jp/temple/42

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です