日吉神社(ひよしじんじゃ:下鴛原町)

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概要・由来

当社創祀の年代不詳。此の地は往時鷹巣城附砦の在りし地にして、其の鎮護の神として当社を建立したというもはっきりせず。里人崇敬の神社として、近代の創立なり。

日吉神社の創建年代ははっきりしていません。
この場所は昔、鷹巣城の付属の砦があった場所とされていますが、その砦の守護神としてこの神社が建てられたという確かな記録もありません。
地域の人々から信仰を集める神社として、比較的近代になってから創建されたと考えられています。

鎮座地

金沢市下鴛原町ロ180

電話

076-241-5980 (闕野神社)

拝観料金

無料

御祭神

大山咋神

行事

見どころ

山間の集落にあり、鳥居から少し長い参道を通り、木々に囲まれた場所に鎮座しています。

芝生がきれいに管理されてあずま屋があるだけの小さな公園の駒帰公園があります。人気(ひとけ)の無い公園なのでお一人時間をゆっくり楽しめます。

神徳(御利益)

大山咋神は、一般的に山の神、特に山の地主神として知られています。
名前の「くい」は杭(くい)を意味し、山に杭を打ち込んでその所有を示すことから、山の守護神、山の所有者という解釈がされています。
そのため、山林を守り、山の恵みをもたらす神として信仰されています。

主な神徳としては、以下のようなものが挙げられます。

山の守護:
山の安全を守り、山仕事をする人々を守護する。

農耕の守護:
山から流れる水は農業に不可欠なため、治水の神、ひいては農耕の神としても信仰される。五穀豊穣、豊作をもたらす。

開拓・開発の守護:
山を開き、土地を開発することから、開拓の神、産業の神としても信仰される。

酒造の神:
山の湧き水は酒造りにも用いられるため、酒造の神としても信仰を集めている。

方除・厄除:
比叡山(日吉大社の鎮座地)が都の鬼門(北東)を守護する役割を担っていたことから、方除、厄除の神としても信仰される。

日吉神社における大山咋神

日吉神社は、全国に約3,800社もある日吉(ひよし)神社、または山王(さんのう)神社の総本社である滋賀県の日吉大社を勧請(かんじょう、神様の分霊を分けて他の場所に祀ること)して創建された神社が多く、大山咋神を主祭神としている場合が多いです。

金沢市下鴛原町の日吉神社においても、大山咋神が祭神として祀られていることから、上記の神徳、特に山の守護、農耕の守護、地域住民の生活を守護する神として信仰されていると考えられます。

駐車場・アクセス

・駐車場はありません
・瀬領バス停から徒歩8分
・駒帰口バス停から徒歩16分

授与品・御朱印

闕野神社にお問合せ

ウェブサイト

石川県神社庁
https://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j0035/

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