概要・由来
淺野神社は、金沢市浅野本町にある神社。
滋賀県の日吉大社を勧請元社として、平安時代の長徳3年(997年)に創建されました。当時は「淺野山王社」とも呼ばれていました。御祭神は大山咋神と大己貴神で、生産の神、病気平癒の神、雨乞いの神として信仰されています。
淺野神社の特徴の一つは、魔去る(猿)石と呼ばれる石像。
この石像は、江戸時代に金沢藩主・前田家から寄進されたもので、厄除けや商売繁盛のご利益があるとされています。また、境内には木蓮や躑躅などの花が咲き、季節を彩っています。
淺野神社は、金沢市内の鎮守の森で、神の気を頂くお宮として親しまれています。春には神輿やシシ舞いが出る例祭があり、秋には流鏑馬が行われます。また、毎月1日にはあさの厄除市が開かれ、多くの人々が参拝します。
ご祭神は、大山咋神と大己貴神の二柱ですが
合祀神として天照大御神、春日四柱神、天満天神の五柱がおまつりされています。
合祀されたご祭神は、それぞれ別の神社におまつりされていたのではなく、淺野神社の本殿に一緒に合祀されたものです。
合祀されたご利益は、厄除開運・社運隆盛・商売繁盛・目的達成・家内安泰・病気平癒・交通安全・縁結び・学業成就・方災除など多岐にわたります。
鎮座地
石川県金沢市浅野本町1丁目6番1号
電話
076-252-6544
拝観料金
無料
御祭神
大山咋神(おおやまくいのかみ):山岳・農耕・狩猟の神
大己貴神(おおなむちのかみ):国造り・治水・医療の神
合祀神
天照大御神 春日四柱神 天満天神
摂社
淺野稲荷社 一願成就の白きつね
若宮白山社 良縁結び
行事
1月7日:左義長:火伏せ・厄除けの行事
1月15日:どんど焼き:正月飾りを焼いて無病息災を願う
2月3日:節分祭:豆まきや鬼退治で邪気を払う
2月11日:建国記念日:国家安泰を祈る
3月3日:桃の節句:女性の健康と幸せを祈る
4月29日:春季例大祭(しゅんきれいたいさい):祭り囃子やシシ舞いで賑わう
5月5日:端午の節句(たんごのせっく):男性の健康と勇気を祈る
7月7日:七夕祭り):織姫と彦星の恋物語にちなんで願い事をする
8月1日:あさの厄除市(あさのやくよけいち):厄除けや開運の品が並ぶ市
9月23日:秋季例大祭(しゅうきれいたいさい):流鏑馬や奉納相撲が行われる
10月17日:体育の日:スポーツや健康を楽しむ
11月3日:文化の日:文化や芸術を鑑賞する
11月23日:新嘗祭(にいなめさい):新米や新穀を供えて五穀豊穣を感謝する
見どころ
魔去る石(まさるいし):猿の形をした石で、厄除けや魔除けのご利益があるとされる
木蓮:春に白やピンクの花を咲かせる美しい木
躑躅(つつじ):春に赤や紫の花を咲かせる華やかな木
銀杏(いちょう):秋に黄色に色づく落葉樹
狛犬:神社の入り口にある獅子のような姿の石像で、神社を守るとされる
神徳(御利益)
厄除開運・商売繁盛・家内安全・学業成就・恋愛成就・子宝祈願・交通安全・病気平癒など
駐車場・アクセス
鳥居手前の四つ角にある個人駐車場に淺野神社参拝者用駐車場2台分あり
ふらっとバス 此花ルート 昌永町下車 徒歩3分
金沢駅東口(兼六園口)より 徒歩20分
授与品・御朱印
授与品:お守り・お札・絵馬・おみくじなど
御朱印:通常の御朱印や季節限定の御朱印など
ウェブサイト
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