神社に鶏がいる本当の理由は?伊勢神宮に伝わる「神の使い」の由来と驚きの御利益

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1. 【御利益】

  • 開運招福:暗闇に光をもたらす「岩戸開き」の象徴として、運気を切り開く力を授けます。
  • 学業成就・知恵授かり:知恵の神・オモイカネの策を成功に導いたことから、学業や勝負事の成功を支えます。
  • 災厄除け:朝の訪れを告げ、夜の邪気や魔を祓う「暁の告げ人」としての役割を担います。

2. 【概要と由来】

日本の神話において、鶏は単なる鳥ではなく、太陽神である天照大御神(アマテラスオオミカミ)に仕える聖なる「神使(しんし)」として崇められています。
その由来は、日本最古の歴史書である古事記や日本書紀に記された「天岩戸(あまのいわと)」の物語にあります。

天照大御神が岩戸に隠れ、世界が永遠の夜に包まれた際、八百万の神々は彼女を外へ誘い出すために知恵を絞りました。
その際、暗闇の中で「夜明け」を告げる役割を任されたのが鶏でした。
彼らの一斉の鳴き声が、太陽の光をこの世界に呼び戻すきっかけとなったのです。
この功績により、鶏は神域を守り、光を呼び込む特別な存在となりました。


3. 【詳細解説】

別名・別称

常世の長鳴鳥(とこよのながなきどり)
神話では、神々が住む理想郷「常世の国」に住み、長く美しい声で鳴く鳥として登場します。

特徴・シンボル

鶏は「暁(あかつき)」を象徴する動物であり、太陽そのものの化身とも考えられています。
実は、神社の入り口にある「鳥居」の語源の一つとして、この長鳴鳥を止まらせるための木(鳥の居場所)であったという説が有力です。
鳥居が神域の入り口にあるのは、聖なる鳥が邪気を祓い、太陽の神様を導くためだといわれています。

神話・エピソード

天照大御神が岩戸に閉じこもった「天岩戸隠れ」。
困り果てた神々に対し、知恵を司る神・オモイカネが授けた秘策、それが鶏を鳴かせることでした。
神々は常世の長鳴鳥を集め、一斉に鳴かせました。
その賑やかな声に誘われ、天照大御神が「外で何が起きているのか」と岩戸を少し開けた瞬間、世界に再び光が戻りました。

現在も伊勢神宮(内宮)などで鶏が放し飼いにされているのは、この神話の記憶を今に伝え、太陽神に仕える特別な任務を果たしているからなのです。


4. 【金沢での関連寺社・スポット】

金沢市内で、鶏が仕える「天照大御神」を祀る代表的なスポットをご紹介します。

神明宮(しんめいぐう)

住所:石川県金沢市野町2-1-8

金沢で天照大御神を祀る神社といえば、真っ先に名が挙がるのが、この「お神明(しんめい)さん」です。
全国七神明の一つに数えられ、加賀藩主・前田家からも篤い信仰を受けてきました。

鶏そのものが境内で飼われているわけではありませんが、主祭神として天照大御神を祀っており、神話における「岩戸開き」のエネルギーを強く感じられる場所です。

春と秋に行われる「あぶりもち神事」は、鶏が闇を祓ったように、参拝者の厄を落として新しい光(運気)を取り込んでくれます。

神明宮(しんめいぐう)

宇多須神社(うたすじんじゃ)

住所:石川県金沢市東山1-30-8

ひがし茶屋街のすぐ近くに鎮座する歴史ある神社です。

ここでも天照大御神が祀られており、静かな境内には神聖な空気が流れています。

鳥居の由来となった鶏の神話に思いを馳せながら参拝するのに、ぴったりのスポットです。

宇多須神社(うたすじんじゃ)

全国の関連寺社


編集後記

今回、お馴染みの「鶏」を深掘りしてみて、普段何気なくくぐっている「鳥居」の正体が鶏の止まり木だったという説に、改めてロマンを感じました。

金沢の神明宮を訪れた際は、ぜひ鳥居を見上げて「昔、ここには神様の使いである鶏が止まっていたのかもしれない」と想像してみてください。
きっと、太陽の神様からのポジティブなパワーをより強く受け取れるはずです!


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