
楽しみにしてた金沢旅行、当日に女の子の日がきちゃった…
鳥居をくぐったら、神様に失礼になっちゃうかな?
そんな不安を抱えながら、このページを開いてくれたあなた。
または彼女を心配してくれてるお友達や彼氏さん、かも知れませんね。
まずは、そんな優しい気遣いができるあなたに、私から「ありがとう」を言わせてください。
せっかくの旅行中、体調も万全じゃない中で
「神様に失礼がないか」を心配できるなんて、とっても素敵な心遣いです。

結論から言っちゃいますね。
「生理中であっても、神様にお参りして大丈夫!」
です。
今回は、多くの女性が誤解している「穢れ(ケガレ)」の本当の意味と、
神様に愛されるための「無理のない過ごし方」についてお話しします。
これを読めば、罪悪感なんて持たずに、金沢 寺社仏閣の旅を楽しめるようになりますよ🌸
1. 神様は「汚いから来るな」なんて言っていません
昔からの言い伝えで、
「生理中は穢れ(ケガレ)ているから、神社に入ってはいけない」
と聞いたことがあるかもしれません。
これを聞くと、なんだか自分が汚れているみたいで悲しくなりますよね。
でもね、神道における「ケガレ」の本来の意味は、少し違うんです。
「穢れ」=「気・枯れ」説
今の時代、神道の世界では「気枯れ(けがれ)」という考え方が一般的です。
- 気(エネルギー)が
- 枯れている(少なくなっている)状態
生理の時って、
貧血になったり、お腹が痛かったり、眠かったりと、
どうしても体力が落ちますよね?
つまり、「元気なエネルギーが減って、弱っている状態」のことなんです。

ここからは私の考えですが…
神様は「汚いから来るな!」と怒っているのではなく、
「エネルギーが枯れて弱っているんだから、無理して来ないで、お家でゆっくり休みなさい」
って、身体を気遣ってくれているんじゃないかな?と思うんです。
そう考えると、
「鳥居をくぐれない=神様の優しさ」
だと感じませんか?
2. それでも気になる…!神様に嫌われない3つのマナー
「意味はわかったけど、やっぱりなんとなく気になる」 その気持ちもすごく分かります。
もし生理中に参拝する場合は、この3つだけ意識してみてください。
神様は絶対に怒ったりしませんよ。
① 「今日はご挨拶だけにします」と伝える
体調が優れない時は、長いお願い事をするパワーも不足しがち。
「今日は体調が万全ではないので、ご挨拶だけにさせてください」
と心の中で唱えて、サッとお参りするだけでも十分です。
② 無理に口をすすがなくてOK
手水舎(てみずや)で冷たい水に触れるのが辛い時や、口をすすぐのに抵抗がある時は、
手だけを清める(または会釈だけで済ませる)形でも大丈夫。
形よりも「心を清めること」が大切です。
③ 一番のタブーは「無理をすること」

神様が一番悲しむのは、あなたが貧血でフラフラになりながら、辛そうに手を合わせている姿です。

もし体調が悪いなら、無理に階段を登らず、
鳥居の前で手を合わせるだけでも想いは届きますよ。
3. 「ご祈祷(ごきとう)」だけは控えたほうがいい?
お賽銭箱の前でする一般的な参拝はOKですが、
神殿の中に入る「正式参拝(ご祈祷)」や「厄払い」を予定している場合は、少し注意が必要です。
神社によっては、神様のすぐ近く(聖域)に行くご祈祷に関しては、「生理中はご遠慮ください」という考え方の場所もまだあります。
また、長時間座っているのが身体の負担になることも。
- 今回は、お賽銭箱の前での参拝にする
- ご祈祷は、また次回元気な時に来るための「約束」にする
そうやって予定変更するのも、賢い選択です。
4. 参拝を控えても、旅は楽しめる!
もし「やっぱり今回は参拝をやめておこうかな」と思ったとしても、落ち込まないでください。
金沢には、身体を温めて「気を満たす(=元気になる)」スポットがたくさんあります!
- 温泉で身体を温める(湯涌温泉など)
- 美味しい加賀料理を食べてエネルギーチャージ
- お茶屋さんでゆっくり抹茶を飲む

自分をいたわって、リラックスして過ごすこと。 それだって立派な「枯れた気を元に戻す(=厄落とし)」行為なんですよ✨
まとめ:神様は女性の味方です🌸

日本の神様のトップと言われる「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」さまも、実は女性の神様です。 だから、女性特有の身体の悩みやリズムを、神様が理解していないはずがありません。
「生理だからダメ」と自分を責める必要は全くありません。
「今は身体を一番大切にしてね」
というメッセージだと受け取って、無理のない範囲で金沢の旅を楽しんでくださいね。
あなたの身体と心が、金沢の優しい空気で満たされますように!
※地域や神社によって考え方が異なる場合があります。
ご祈祷などで心配な場合は、事前に神社へお問い合わせいただくと安心です。
金沢 寺社仏閣めぐり 
