概要・由来
地黄八幡神社は、金沢市泉野に鎮座する神社です。
文亀年中、白山の別当職を勤めていた僧養学が、慶長年中に現在の地に戻り、応神天皇を勧請して社殿を建立したのが始まりと伝えられています。
当初は八幡社と称されていましたが、明治19年に現在の社号に改められました。
旧地黄煎町(じおうせんまち)は、
藩政初期、泉野新村から発達した町で、地黄という薬草を採取して地黄煎という飴薬を売り出したことから、この名がついたそうです。
鎮座地
石川県金沢市泉野4丁目21-24
電話
神明宮(本務神社076-241-1613 )にて電話連絡をお受けいたします。
拝観料金
無料
御祭神
応神天皇
行事
詳細は神社にご確認ください。
見どころ
地黄八幡神社のすぐ隣に泉野図書館があります。
神社の前の大通りを挟んで、弥生の住宅街に長い参道が伸びています。これは元々あった参道を大通り(クラウン通り)が分断したと言われています。
その参道には日露戦争、水師営ゆかりの樹木があります。
境内には狛犬がなく、拝殿内に1対の狛犬があります。
桜の木があり、春は桜が咲き誇りとてもきれいです。
境内は駐車場になっていて、風情がないという声もあがっています。
神徳(御利益)
応神天皇を御祭神とする神社は、八幡宮と呼ばれ、日本各地に多く存在します。
八幡宮は、古くから武運長久、国家安泰、五穀豊穣など、様々なご神徳があると信じられてきました。
応神天皇の御神徳として、一般的に知られているものとしては、以下のようなものが挙げられます。
武運長久・勝利
応神天皇が武道の神様とされることから、武運長久、勝利のご利益があるとされています。特に、武士階級の間で信仰を集め、戦勝祈願の対象とされてきました。
出世開運
応神天皇は日本の初代天皇ではありませんが、その武勇や政治手腕から、出世や開運のご利益があるとされています。
家内安全・商売繁盛
八幡宮は、家内安全や商売繁盛のご利益もあるとされています。
学業成就
応神天皇は知恵と学問の神様としても信仰されており、学業成就を願う人々からも崇敬されています。
八幡宮によって、少しづつご神徳の強調点が異なる場合があります。
これは、各八幡宮の歴史や地域性、そして人々の信仰によって、それぞれの八幡宮が持つ特徴的なご神徳が育まれてきたためです。
駐車場・アクセス
* 駐車場:なし
* アクセス:最寄り駅は北陸鉄道野町駅、徒歩15分、泉が丘バス停から徒歩2分
授与品・御朱印
神明宮にお問い合わせ