【歴史・概要】
成学寺は、浄土宗の寺院で、金沢の寺町寺院群に属します。
創建は天正年間(1573~1592)と伝えられ、本堂は江戸初期の書院造り的な建築様式が見られる貴重な建物です。
境内には、俳人・堀麦水らが建立した「あかあかと日はつれなくも秋の風」の芭蕉の句が刻まれた「蕉翁墳」や、塀の上にのった風神・雷神の石像があります。
また、菅原道真が祀られており、毎年1月25日には「天神祭」が行われます。
金沢三十三観音霊場10番札所。
【住所】
〒921-8031
石川県金沢市野町1-1-18
【電話】
076-241-3664
【拝観料金】
境内可(無料)、建物内要予約
【拝観時間】
9:00~17:00
【宗派/山号・寺号】
浄土宗/高養山/成学寺
【本尊・寺宝】
本尊は阿弥陀如来像で、江戸時代の作とされます。
寺宝には、菅原道真公像や芭蕉の句碑などがあります。
【御朱印】
有り(事前連絡要)、御朱印帳無し
【行事】
1月25日:天神祭(菅原道真公を祀る)
【見どころ】
本堂:江戸初期の書院造り的な建築様式が見られる貴重な建物
蕉翁墳:芭蕉の句「あかあかと日はつれなくも秋の風」が刻まれた句碑
風神・雷神:塀の上にのった石像で、風雨を鎮めるとされる
瓦上の鬼は一見の価値あり。
【駐車場・アクセス】
駐車場:無し
アクセス:城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス「広小路」バス停から徒歩約1分、金沢ふらっとバス長町ルート「野町広小路」バス停から徒歩約2分
【ウェブサイト】
[浄土宗公式の寺院紹介]
http://otera.jodo.or.jp/temple/26-009