覚林寺(かくりんじ)

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【歴史・概要】
覚林寺は、金沢市末広町にある臨済宗妙心寺派の寺院です。

元禄2年(1689年)に加賀藩の僧侶である卍山覚林禅師によって開山されました。卍山覚林禅師は、中国から伝来した卍字を用いた書法を日本に広めた人物で、その書は「卍字法」と呼ばれています。覚林寺は、卍字法の発祥の地として知られています。

また、覚林寺は、加賀藩の歴代藩主や家老の墓所が多くあることでも有名です。特に、第5代藩主である前田綱紀の墓は、国の重要文化財に指定されています。

【住所】
〒920-0833
石川県金沢市末広町21

【電話】
076-231-3818

【拝観料金】
境内可 (無料)

【拝観時間】
9:00~16:00

【宗派/山号・寺号】
臨済宗妙心寺派/卍山/覚林寺

【本尊・寺宝】
本尊は釈迦如来像で、卍山覚林禅師が自ら彫ったものと伝えられています。また、卍山覚林禅師の書や遺品などが寺宝として保管されています。

【御朱印】
御朱印は、本堂で受けられます。卍字法の印影が特徴的です。

【行事】
毎年4月8日には、釈迦如来の誕生日を祝う花まつりが行われます。
毎月8日には、卍山覚林禅師の命日を記念して法要が営まれます。

【見どころ】
境内には、前田綱紀の墓をはじめとする加賀藩関係者の墓所が多くあります。また、本堂や庫裏などの建物も見応えがあります。特に、庫裏にある書院は、江戸時代後期に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。書院には、卍山覚林禅師やその弟子たちの書や絵画などが展示されています。

【駐車場・アクセス】
駐車場はありません。
北陸鉄道路線バス「望湖台」バス停から徒歩約3分。

【ウェブサイト】
覚林寺の公式ウェブサイトはありません。

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