神明宮の由緒
「神明」とは天照大神と豊受大神を主祭神とする神社で、神明宮は全国七神明(東京・芝神明、山形・湯殿山神明、大阪城神明、長野・安曇神明、京都・東岩倉神明、京都・朝日神明)または三神明の一つに数えられます。
日本神話の主神である天照大神は太陽神、農業神など様々な神格を持ち、豊受大神は食物・穀物の神として崇められます。
金沢の神明宮は特に厄除けの神として知られています。
5月の春季例大祭は、300年以上続く全国唯一の悪事災難厄除伝統特殊神事で「あぶり餅神事」と呼ばれます。餅をお祓いに使う御幣(ごへい)の形にして串刺ししたものを家のお守りとする一方で、それを聖火にあぶって食し、身体の災厄を追い払います。加賀藩主前田家がこの神事を推奨し、民衆に広まりました。
創建は不明ですが、延文2年(1357年)に当地に鎮座していたと言われています。
すぐ隣には浄土宗の大蓮寺があります。
神明宮の概要
神明宮 | |
鎮座地 | 〒921-8031 金沢市野町2丁目1-8 |
電話 | 0762411613 |
拝観料金 | 無料 |
祭神 | 天照皇大神 豊受姫大神 |
行事 | 1月15日 左義長 2月15日 鎮火祭 3月15日 祈年祭 5月15日〜5月17日 春季例大祭 6月30日 夏越大祓 10月15日〜10月17日秋季例大祭 11月23日 収穫感謝祭 11月30日 末社例大祭 12月31日 師走大祓 |
見どころ | 金沢の左義長の元祖 願かけねがい石 大ケヤキ(樹齢約1,000年の金沢市指定保存樹第1号) 花みくじ願い |
神徳 | 悪事災難厄除など |
駐車場 アクセス |
城下まち金沢周遊バス 北陸鉄道路線バス 西日本JRバス 「橋場町」バス停から徒歩約8分金沢ふらっとバス 材木ルート「梅ノ橋」バス停から徒歩約5分 |
授与品・御朱印 | 千年樹守 輝御守 御朱印:初穂料300円 特別御朱印有り |
ウェブサイト | https://www.shinmeiguu-kanazawa.jp/ |