宗林寺(そうりんじ)

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【宗林寺の歴史について】

宗林寺は
浄土真宗本願寺派の寺院で、本尊は阿弥陀如来です。宗林寺の由来は、江戸時代初期に金沢藩主の前田利常が、京都の本願寺から花山信行を招いて開基したことに始まります。花山信行は、本願寺第十一世法主の花山法皇の子孫で、花山家の名を継いだ僧侶。

宗林寺は、花山家の生家でもあります。
花山家は、聖徳太子の研究に取り組んだことで知られる東大名誉教授で同寺十二代目住職の故花山信勝や、東京裁判で死刑囚と対話し、処刑に立ち会ったことで知られる同寺十三代目住職の故花山信忠など、歴史的にも有名な人物を輩出しています。

宗林寺の境内には、法隆寺夢殿のような八角形のお堂「花山聖徳堂」があります。朱色の目立つ建物で、聖徳太子の研究者であった花山信勝にちなんで建てられました。建物の内部も見学できます。また、地下展示室には、東京裁判で有罪判決を受けた東条英機元首相らの遺品や手紙などが保管展示されています。これらの遺品は、平成27年から一般公開されています。

宗林寺は、日本近現代史や仏教史に関心がある方におすすめの寺院です。金沢駅から徒歩約10分の場所にあります。

 

【宗林寺と東条英機の関係】

宗林寺はお釈迦様の弟子の一人である阿弥陀様を祀っています。
宗林寺のお坊さんは、花山さんという名前の家族が代々続いています。花山さんは、昔の日本の偉い人である聖徳太子についてよく勉強されていました。

東条英機は、日本が戦争をしていたときに、日本のリーダーの一人でした。でも、日本が戦争に負けたあと、東条英機は悪いことをしたと言われて、死刑になりました。死刑になる前に、宗林寺の花山さんが東条英機に会いに行って、話を聞いたり、教えたりしました。

最初は、東条英機は花山さんに嫌な顔をしました。でも、だんだん花山さんの言葉に耳を傾けるようになりました。東条英機は、「私は日本のためにがんばったつもりだけど、それが悪いことだったかもしれない。私は神様やお釈迦様に許してもらいたい」と言いました。そして、「私は死んでもいいけど、日本の人やアジアの人が幸せになることを願っている」と言いました。

花山さんは、「あなたは自分の信じることをやってきたけど、それが間違っていたことを認めて反省することが大切だよ」と言いました。そして、「あなたが神様やお釈迦様に許してもらえるように祈ってあげるよ」と言いました。

花山さんは、東条英機が死刑になるときにも一緒にいてあげました。花山さんは、東条英機からもらった手紙や品物を宗林寺に持ち帰りました。それは今でも宗林寺で見ることができます。

 

【住所】
〒920-0855 石川県金沢市武蔵町10-10

【電話】
076-221-8650

【拝観料金】
境内参拝は無料、地下展示室は事前予約が必要で拝観料は500円

【拝観時間】
境内参拝は自由、地下展示室は9:00~17:00の間に見学可

【宗派/山号・寺号】
浄土真宗本願寺派/無/宗林寺

【本尊・寺宝】
本尊は阿弥陀如来です。寺宝として、東京裁判の戦犯教戒師を務めた12代目花山住職がA級戦犯7人から遺された遺品や手紙などが地下展示室に保管展示されています。

【御朱印】

【行事】

【見どころ】
境内には、法隆寺夢殿のような八角形のお堂「花山聖徳堂」があります。朱色の目立つ建物で、聖徳太子の研究者であった花山住職にちなんで建てられました。建物の内部も見学できます。極東国際軍事裁判(東京裁判)で有罪判決を受け、処刑された東条英機元首相らの遺品が展示されてる穴場観光スポット。

【駐車場・アクセス】
駐車場はありません。最寄り駅はJR金沢駅で、徒歩約10分。最寄りバス停は武蔵ヶ辻で、徒歩約2分。

【ウェブサイト】
なし

 

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