豊国神社(とよくにじんじゃ)

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【概要・由来】
豊国神社は、元和2年に創祀され、卯辰観音山と称されていました。
藩政時代には、藩主からの神事能が奉納され、観音院の御神事能として知られていました。

明治5年に郷社に列し、同19年には殿町に遷座しました。
その後、同40年に現在地に移り、村社卯辰神社(通称卯辰山天満宮)を合併しました。

【鎮座地】
石川県金沢市東御影町93

【電話】
076-221-4957 (市姫神社)
※電話連絡は市姫神社にて。

【拝観料金】
境内可 (無料)

【祭神】
豊臣秀吉 愛宕大神

【行事】

【見どころ】
卯辰山三社:豊国神社の近くには、卯辰神社(天満宮)と愛宕神社があり、「卯辰山三社」と呼ばれています。卯辰神社は菅原道真を祀る天満宮で、加賀百万石の礎を築いた前田利家が参拝したことで知られています。愛宕神社は火防や交通安全の神様として信仰されています。

【神徳(御利益)】
愛宕大神の御利益について

火防:愛宕大神は、火の神であるカグツチノミコトやイザナミノミコトを祀っており、火災や火事から身を守る御利益があります。火事の多かった江戸時代には、愛宕神社は庶民からも信仰され、火消しの守護神としても崇められました。現代でも、火の用心や火災保険の加入などに関するご祈願をする方が多くいらっしゃいます。

勝利・出世:愛宕大神は、勝軍地蔵菩薩と習合されており、勝利や出世の御利益もあります。武士たちは戦勝を願って愛宕権現に参拝し、幕末には維新の志士たちも愛宕神社に足を運びました。現代でも、受験や就職、昇進などに関するご祈願をする方が多くいらっしゃいます。

交通安全:愛宕大神は、山岳信仰の起源を持ち、山道や峠道の安全を守る御利益があります。愛宕山に登る際には、石段や鳥居などに「安全第一」と書かれた旗が掲げられています。現代でも、自動車やバイクなどの乗り物の安全を願って愛宕神社に参拝する方が多くいらっしゃいます。

豊臣秀吉の御利益について

豊臣秀吉は、農民から天下人にまでのし上がった武将であり、政治・経済・文化・芸能などの分野で多くの功績を残しました。そのため、出世開運・厄除招福・商売繁昌などの御利益があるとされています。

豊臣秀吉は、織田信長に仕えて中国地方の調略を行い、多くの敵を降伏させることで兵力を損ねずに戦略的に勝利しました。そのため、必勝祈願・会社隆昌などの御利益もあります。

豊臣秀吉は、茶道や能楽などの文化を保護・振興し、自らも茶人や能役者として活躍しました。そのため、茶道・建設・芸能などの分野での成功や才能の開花などの御利益もあります。

【駐車場・アクセス】
駐車場:あり (無料)
アクセス:北陸鉄道路線バス「豊国神社前」バス停から徒歩約3分

【授与品・御朱印】
御朱印:市姫神社で受付

【ウェブサイト】
石川県神社庁
https://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j0337/

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