雲龍寺(うんりゅうじ)

広告が掲載してある場合があります

【歴史・概要】
雲龍寺は、曹洞宗の寺院で、越中五位庄(現在の富山県高岡市)に創建されたと伝えられます。
開山は以州順永大和尚、開基は雲龍寺殿高峯生庵大禅定門とされています。

永正8年(1511年)頃に建立されたという華厳釈迦像が本尊で、金沢市指定文化財になっています。
江戸時代には加賀藩の要請で金沢に移転し、現在の場所にある高嶽山雲龍寺となりました。
元禄9年(1696年)には、加賀藩主前田綱紀が本堂を再建しました。
また、明治時代には、曹洞宗の教学振興のために東京大学仏教学科の教授を務めた荒崎良忠大和尚が住職を務めました。現在は、荒崎良舜大和尚が住職を務めています。
金沢三十三観音 (旧)第7番札所です。

【住所】
石川県金沢市東兼六町5-20

【電話】
076-221-1854

【拝観料金】
無料

【拝観時間】
不明

【宗派/山号・寺号】
曹洞宗/高嶽山/雲龍寺

【本尊・寺宝】
本尊:華厳釈迦
寺宝:木造阿弥陀如来坐像、木造地蔵菩薩立像、木造十一面観音立像、木造不動明王立像、木造毘沙門天立像、木造弁財天立像、木造鬼子母神立像など

【御朱印】
不明

【行事】
大般若:1月15日

【見どころ】
本堂:元禄9年(1696年)に加賀藩主前田綱紀が再建したもので、金沢市指定文化財です。内陣には本尊の華厳釈迦像や十六羅漢像などが安置されています。

庭園:本堂の裏手にある庭園は、昭和初期に作られたもので、池泉回遊式の庭園です。池には鯉や亀が泳ぎ、四季折々の花や紅葉が楽しめます。

書院:本堂と庭園の間にある書院は、荒崎良忠大和尚が住職を務めた時代に建てられたもので、曹洞宗の教学振興や社会事業に関する資料や書物が展示されています。また、書院の床の間には、荒崎良忠大和尚が揮毫した「雲龍寺」の扁額が掛けられています。

【駐車場・アクセス】
駐車場:なし。近隣の有料駐車場を利用してください²。
アクセス:金沢駅からバスで約20分、「出羽町」バス停下車、徒歩約3分²。または、野町駅から徒歩約30分²。

【ウェブサイト】
https://www.sotozen-net.jp/temple/4

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です