薬王寺(やくおうじ)

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【歴史・概要】
黒壁山 薬王寺は、天台宗のお寺で、九萬坊大権現を祀っています。九萬坊は金沢城の本丸の森に住んでいた天狗で、前田利家が金沢に入城した際に、黒壁山の奥地に封じ込めたと言われています。天狗信仰と結びついた九萬坊は、火伏せや商売繁盛などの霊験があるとされています。薬王寺は、奈良時代の養老2年(718年)に泰澄が開いたと伝えられており、歴史が古いお寺です。

【黒壁山 九萬坊大権現 奥の院について】
黒壁山薬王寺の境内にあります。
九萬坊大権現は、金沢城の本丸の森に住んでいた天狗で、前田利家が金沢に入城した際に、黒壁山の奥地に封じ込めたと言われています。
九萬坊大権現は、天狗の中でも特に強力な力を持っているとされており、金沢の町を守る守護神として信仰されています。九萬坊大権現には、商売繁盛や家内安全、厄除けや開運などのご利益があると言われています。また、九萬坊大権現は、天狗の仲間である鼻高天狗や赤面天狗などとも縁が深く、他の天狗信仰とも関連しています。

【金沢城の魔を封じ込めた黒壁山薬王寺九万坊大権現】
金沢城の魔を封じ込めたという伝説があります。
天正11年(1583年)、前田利家が金沢入城の際に犀川から浅野川に至る壮大な築城を計画しましたが、その際に黒壁山を切り崩すことになりました。しかし、黒壁山には九万坊大権現が鎮座しており、その怒りを買ってしまいました。利家は九万坊大権現に謝罪し、切り崩した土石を使って城内に新たな社殿を建てて移したと言われています。しかし、その後も金沢城では火災や落雷などの災難が相次ぎました。そこで利家は、九万坊大権現を再び黒壁山に戻すことにしましたが、その際に九万坊大権現が「私は金沢城の魔を封じ込めている。私がいなくなれば金沢城は滅ぶ」と言ったという伝説があります。それ以来、黒壁山薬王寺九万坊大権現は金沢城の魔を封じ込める役割を果たしているとされています。

【住所】
石川県金沢市三小牛町1−5

【電話】
076-231-1210

【拝観料金】
無料

【拝観時間】
9:00〜16:00

【宗派/山号・寺号】
天台宗/黒壁山/薬王寺

【本尊・寺宝】
本尊は薬師如来で、秘仏です。寺宝として、九萬坊大権現像や天狗面などがあります。

【御朱印】
御朱印はあります。九萬坊大権現の御朱印もあります。

【行事】
毎年4月29日には、九萬坊大権現祭が行われます。この日は、九萬坊大権現像が特別に公開されます。

【見どころ】
見どころは、九萬坊大権現像や天狗面などの寺宝や、薬王寺から山奥へ10分ほど歩いたところにある奥之院です。奥之院は洞窟にあり、九萬坊権現が魔障を払い、心願を叶えてくれると言われています。

【駐車場・アクセス】
駐車場あり

【ウェブサイト】
ウェブサイトはありません

【駐車場・アクセス】
駐車場あります。

【ウェブサイト】

 

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