概要・由来
当八幡宮は薬師大納言御守本尊にて、本興寺の鎮守として奉斎されたものと伝え、明治6年村社に列せられ、大正10年3月神饌幣帛料供進神社に指定せらる。
金沢市薬師町の八幡神社は、昔、薬師大納言という身分の高い人物の守り本尊であり、近くにある本興寺というお寺を守る鎮守として祀られていました。
明治時代になり、神仏分離の政策によって、明治6年(1873年)に村の神社(村社)として独立しました。その後、大正10年(1921年)3月には、国からお供え物などを受ける神社に指定されました。
鎮座地
金沢市薬師町ハ135
電話
076-258-0346 (波自加彌神社)
拝観料金
無料
御祭神
応神天皇
行事
ー
見どころ
古き良き時代の面影を残す遊具が、神社の静謐な空間に懐かしさを添えています。
紫陽花で有名な本興寺が近くにあります。
神徳(御利益)
応神天皇(おうじんてんのう)は、日本の神話に登場する第15代天皇で、八幡神(はちまんしん)として広く信仰されています。その神徳(ご利益)は多岐に渡りますが、主なものを以下にまとめます。
応神天皇の主な神徳
武運長久(ぶうんちょうきゅう):
武の神として、戦の勝利、武道の上達、スポーツの勝利などを祈願する信仰があります。源氏や平家などの武家から特に崇敬を集めました。
出世開運(しゅっせいかいうん):
立身出世、仕事の成功、事業繁栄などのご利益があるとされています。
国家鎮護(こっかちんご):
国の平和と安全を守護する神として、朝廷や武家から重視されました。
殖産興業(しょくさんこうぎょう):
産業の発展、農業の豊穣、商業の繁栄など、人々の生活を豊かにするご利益があるとされています。
厄除開運(やくよけかいうん):
災厄を払い、運を開く力があるとされています。
交通安全(こうつうあんぜん):
旅の安全、交通安全を守護する神としても信仰されています。
安産・子育て(あんざん・こそだて):
母子を守護する神としても信仰され、安産祈願や子どもの成長を祈る際に信仰されます。これは、応神天皇の母である神功皇后(じんぐうこうごう)の神徳と関連しています。
応神天皇が八幡神として信仰される理由:
応神天皇は、死後、誉田別命(ほんだわけのみこと)という神として祀られるようになり、これが後に八幡神と習合しました。八幡神は、元々は宇佐八幡宮(現在の宇佐神宮)で祀られていた神で、武神としての性格が強く、後に応神天皇と同一視されるようになりました。
応神天皇を祀る神社:
応神天皇(八幡神)を祀る神社は、全国に数多く存在し、「八幡宮」「八幡神社」「八幡社」などの名前で呼ばれています。有名な神社としては、
宇佐神宮(大分県宇佐市)
石清水八幡宮(京都府八幡市)
鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)
などが挙げられます。
駐車場・アクセス
・駐車場はありません
・不動寺バス停から徒歩6分
授与品・御朱印
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