概要・由来
創立年月不詳。元正八幡社と称せしを、明治13年示野神社と改称。同14年村社に列格、同41年神饌幣帛料供進神社に指定される。
いつ創建されたかは不明だが、以前は正八幡社という名前で、明治時代に示野神社と改名し、村社というランクになり、国からお供え物が捧げられる神社になった
鎮座地
金沢市示野町イ1
電話
076-267-0522 (大野湊神社)
拝観料金
無料
御祭神
応神天皇
仁徳天皇
神功皇后
武内宿祢
行事
ー
見どころ
灯籠や神馬像が立ち並ぶ境内。
狛犬は伏せの体勢で尻尾を逆立てています。
力石もあります。
境内は広いですが、参道は狭くなっています。
神徳(御利益)
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応神天皇(おうじんてんのう): 第15代天皇で、八幡神(はちまんしん)としても知られています。
- 武運長久(ぶうんちょうきゅう): 戦の勝利、武道の発展、武士の守護。
- 殖産興業(しょくさんこうぎょう): 産業の発展、農業の豊穣。
- 国家安泰(こっかあんたい): 国家の平和と安定。
- 特に武運の神として信仰が篤く、多くの武士や武道家から崇敬を集めています。
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仁徳天皇(にんとくてんのう): 第16代天皇で、民を大切にした天皇として知られています。
- 殖産興業(しょくさんこうぎょう): 農業、商業、工業など、あらゆる産業の発展。
- 国土経営(こくどけいえい): 国土の開拓、治水事業、国土の繁栄。
- 民生安定(みんせいあんてい): 国民の生活の安定、幸福。
- 「民のかまど」の逸話(民の生活が苦しいことを察し、税を免除した話)は有名で、民を思う心は広く知られています。
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神功皇后(じんぐうこうごう): 仲哀天皇の皇后で、応神天皇の母です。
- 開運厄除(かいうんやくよけ): 運を開き、災厄を祓う。
- 安産守護(あんざんしゅご): 安産、子育ての守護。
- 海上安全(かいじょうあんぜん): 航海の安全、漁業の繁栄。
- 三韓征伐(さんかんせいばつ)の伝説で知られ、武勇に優れた女性として、また、応神天皇を身ごもったまま戦を指揮したことから安産の神としても信仰されています。
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武内宿祢(たけうちのすくね): 景行天皇から仁徳天皇までの五代の天皇に仕えたとされる伝説上の人物です。
- 長寿延命(ちょうじゅえんめい): 長生き、健康。
- 開運招福(かいうんしょうふく): 運を開き、幸福を招く。
- 忠義の象徴(ちゅうぎのしょうちょう): 主君に忠実に仕えることの象徴。
- 非常に長生きしたと伝えられていることから、長寿の神として信仰されています。
これらの神様が一緒に祀られていることから、示野神社は、武運、産業振興、国土経営、民の安定、開運厄除、安産、海上安全、長寿など、幅広いご利益があるとされています。
特に、応神天皇が祀られていることから、武道、スポーツ関係者、事業を営む方などの参拝が多いかもしれません。また、神功皇后が祀られていることから、安産祈願に訪れる方もいるでしょう。
駐車場・アクセス
・駐車場はありません
・示野雪吊橋バス停から徒歩6分
・示野ショッピングセンターバス停から徒歩5分
授与品・御朱印
大野湊神社にお問合せ