倶利迦羅不動寺 山頂本堂

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【歴史・概要】
倶利迦羅不動寺は、高野山真言宗の別格本山で、日本三不動の一尊とも言われる倶利迦羅不動明王を御本尊とする古刹です。

平安時代初期に、インドから渡来した善無畏三蔵法師が、弘法大師の勧めで倶利迦羅山に不動明王を刻み、堂宇を建立したのが始まりと伝えられています。
その後、平家と木曾義仲の戦いや戦国時代の兵火などにより、幾度も焼失や荒廃しましたが、江戸時代には加賀藩の庇護を受けて再興されました。

現在の山頂本堂は、明治時代に再建されたもので、西に日本海、東に立山連峰を望む絶景の地にあります。

日本三不動の一尊である倶利迦羅不動明王を祀る倶利迦羅不動寺は、全国から多くの人々が参拝に訪れる古刹です。
年末の「納め不動」から新年の「初護摩法」までの期間は、特に賑わいを見せ、初護摩法で祈願されたお札や縁起物、お守りが授かることができます。

また、平成10年に再建された西之坊鳳凰堂は、左右75mに及ぶ壮大な木造建築で、平安時代の建築様式を再現しています。

【住所】
〒929-0413
石川県河北郡津幡町倶利伽羅リ-2

【電話】
076-288-1451 (9:00~17:00)

【拝観料金】
無料

【拝観時間】
9:00~17:00

【宗派/山号・寺号】
高野山真言宗/倶利迦羅山/倶利迦羅不動寺

【本尊・寺宝】
本尊は、善無畏三蔵法師と弘法大師が奉安したと伝えられる倶利迦羅不動明王で、通常は非公開ですが、毎年4月28日から5月8日までの期間に限り、ご開帳されます。

また、本堂には、平家の落人が奉納したという平家の鐘や、加賀藩主前田家から下賜されたという前田の扇などの貴重な寺宝があります。

【御朱印】
山頂本堂では、通常の御朱印のほかに、倶利迦羅不動明王の御朱印や、日本三不動の御朱印などが頂けます。また、鳳凰殿では、鳳凰殿の御朱印や、鳳凰殿の鳳凰の御朱印などが頂けます。

【行事】
倶利迦羅不動寺では、毎日、山頂本堂で護摩法が行われており、参拝者は、自分の願い事を書いた護摩木を奉納することができます。

また、毎年8月14日には、くりからさん万灯会という行事が開催され、山頂本堂の周囲に約2万個のろうそくが灯され、幻想的な光景が広がります。

その他にも、春と秋には、刀剣展示会や目で観る刀の教科書展などが開催され、刀剣の魅力に触れることができます。

【見どころ】
倶利迦羅不動寺の見どころは、山頂本堂から眺める絶景や、日本三不動の一尊である倶利迦羅不動明王のご開帳、平家の鐘や前田の扇などの寺宝、護摩法や万灯会などの行事などが挙げられます。

春は八重桜、梅雨の時期は紫陽花、秋は紅葉。と四季折々の木々や草花が美しく咲きます。
季節の花で飾られるお手水舎も綺麗で可愛らしさもあり人気です。

また、山頂本堂から約3km離れた場所にある鳳凰殿も見どころの一つで、ここには、日本最大級の鳳凰像が安置されており、その迫力と美しさに圧倒されます。
鳳凰殿は、倶利迦羅不動寺の別院として、平成13年に建立されたもので、鳳凰像は、高さ約8m、幅約15m、重さ約30tもあります。
鳳凰殿の周囲には、四季折々の花が咲き、自然と調和した風景が楽しめます。

【駐車場・アクセス】
倶利迦羅不動寺 山頂本堂には、山頂本堂の正面側と手前の右手に駐車場があり、合わせて約200台分の駐車スペースがあります。

鳳凰殿には、鳳凰殿の正面側に駐車場があり、約100台分の駐車スペースがあります。駐車料金は、どちらも無料です。

アクセス方法は、以下の通り。

– 車でお越しの方
– 北陸自動車道小矢部ICより車で約20分
– 北陸自動車道金沢東ICより車で約40分
– 倶利迦羅バイパス刈安北第二出口から県道286号線に向かって進み、倶利迦羅峠に向けて登ると、山頂本堂の入り口が左手にあります。

– 電車でお越しの方
– IRいしかわ鉄道・JR七尾線津幡駅下車、タクシーで約20分

【ウェブサイト】
倶利迦羅不動寺の公式ウェブサイト
https://www.kurikara.or.jp/

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