大乗寺(だいじょうじ)

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歴史・概要

大乗寺は、福井県の曹洞宗大本山永平寺の第三代・徹通義介禅師によって創建されました。

境内には、国の重要文化財に指定されている仏殿や、県・市の指定有形文化財に指定されている建物があります。

大乗寺の仏殿は、山門の奥に建ち、法堂・庫裏・僧堂と回廊で繋がっており、棟札によって、元禄15年の上棟であることが知られています。
低い基壇の上に建ち、入母屋造り、平入り、本瓦葺きです。
床は漆喰叩きの土間とし、角柱を用いるなどかなり簡略化していますが、禅宗様を主とした建物で古式をしのばせるものがあり、禅宗寺院の伽藍の中心建物としての雰囲気をよく伝えています。

住所

〒921-8114
石川県金沢市長坂町ル-10

電話

076-241-2680

拝観料金

本堂など伽藍内可能
有料(500円(伽藍内に上がる場合。要予約))

拝観時間

9:00~16:30(4月~11月)
9:00~16:00(12月~3月)

宗派/山号・寺号

曹洞宗/東香山(とうこうざん)/大乘寺

本尊・寺宝

本尊:釈迦如来坐像(重要文化財)
寺宝:「大乘寺文書」(国の重要文化財)

御朱印

御朱印は、拝観時にいただけます。

行事

大乗寺では、年中行事が行われています。
例えば、毎年5月5日には「釈迦降誕会」が開催されます。

見どころ

大乗寺の見どころとしては、国の重要文化財に指定されている仏殿や、県・市の指定有形文化財に指定されている建物があります。
隣接している野田山墓地には前田利家の墓がある。
大乗寺保存樹林
また、境内には紅葉が美しいとされる場所もあります。
春には大乗寺丘陵公園の桜が綺麗に咲き、多くの方々が花見に訪れます。

「伽藍」
・総門 – 黒門、寛文5年(1665年)建立、石川県/金沢市指定有形文化財
・山門 – 江戸時代初期、石川県/金沢市指定有形文化財
・仏殿 – 元禄15年(1702年)、重要文化財(国指定)
・法堂 – 元禄10年(1697年)頃、石川県/金沢市指定有形文化財
・碧厳蔵-金沢市指定有形文化財
・本多家霊廟-金沢市指定有形文化財

「重要文化財」
・仏殿
・支那禅刹図式(寺伝五山十刹図)
・仏果碧巌破関撃節(一夜碧巌集) – 『碧巌録』
・三代嗣法書
・韶州曹渓山六祖壇経(紙背仮名消息) – 通称、大乗寺本
・羅漢供養講式稿本断簡 道元筆

駐車場・アクセス

駐車場はあります。
最寄り駅は北陸鉄道バス「長坂町」バス停、徒歩8分。

ウェブサイト

大乗寺のウェブサイトは以下です。
http://www.daijoji.or.jp/

曹洞宗のサイトページ
https://www.sotozen-net.jp/temple/32

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