概要・由来
この神社の創立年代ははっきりわかっていませんが、古くから銚子口村(現在の銚子町)の産土神として崇敬されてきました。
「産土神」というのは、その地域の守護神として信仰されている神様のことです。
明治5年(1872年)には、この神社が正式に村社として認定されました。
村社とは、地域の人々の信仰の中心となる神社で、当時の行政区画に基づいて格付けされたものです。
このように、古くから地域の守護神として信仰され続けてきたことから、地域の歴史や文化に深く根付いている神社であることがわかります。
鎮座地
金沢市銚子町リ453
電話
076-221-4957 (市姫神社)
拝観料金
無料
御祭神
八幡神(応神天皇)
天照大神
行事
ー
見どころ
長い石段を登った丘上にあり、こじんまりとした村社。
境内の石段の右側には戦没者を追悼する立派な忠魂碑が移転設置されてます。
忠魂碑(ちゅうこんひ)は、戦争で命を落とした戦没者を追悼し、その勇気や犠牲を称えるために建てられる記念碑のこと。
多くの場合、石やブロンズなどで作られており、戦没者の名前や戦いの詳細が刻まれています。
後世の人々に戦争の悲惨さを伝えるとともに、戦没者への敬意と感謝の気持ちを表すために建設されます。
戦没者の霊を慰め、その功績を後世に伝える重要な役割を果たしています。
神徳(御利益)
八幡神を祀っている神社は、主に勝利・安全・商業の神として信仰されています。
八幡神は、特に武士や軍人にとって守護神とされ、戦勝や平和を願うために祀られます。
一方、天照大神を祀っている神社は、太陽・農業・豊穣の神として信仰されています。
天照大神は、日本の神話において太陽神として登場し、農作物の成長や豊穣をもたらす神とされています。
八幡神(はちまんしん)と応神天皇(おうじんてんのう)は、基本的に同一視されています。
八幡神は、日本の神話や歴史において武勇や守護の神として崇められていますが、実際には応神天皇が神格化されたものです。
駐車場・アクセス
駐車場はありません
中村バス停 から徒歩3分
銚子口バス停 から徒歩5分
授与品・御朱印
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