本因寺(ほんいんじ)

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【歴史・概要】
元和元年(1615年)、京都本能寺第12世伏見宮日承の弟子・真浄院日得を開山に迎え創建された法華宗の寺院。
横山康玄乳母の菩提所となり、横山家の懇願にて寺地を拝領した。
北条氏直の重臣松田家や関流剣術の関重秀、加賀藩初代茶堂頭の市井友仙等の菩提所でもある。

横山康玄乳母とは、加賀藩家老の横山康玄の乳母で、興冨院殿本日因大姉という名前の女性。彼女は、本因寺の創建に尽力し、その菩提所となりました。横山康玄は、前田家の重臣で、富田流剣術を学んだ人物。

関流剣術とは、関重秀が創始した剣術の流派。
関重秀は富田流剣術を学んだ後、自らの工夫を加えて関流を開きました。関流剣術は、一刀一太刀の二刀流で、切り返しや突きなどの技を多用します。また、相手の動きに応じて柔軟に変化することを重視しています。関流剣術は、江戸時代には幕府や諸藩に伝わり、多くの門人を育てました。現在も関流剣術は、日本古武道振興会に加盟している流派の一つです。

【住所】
〒921-8033
石川県金沢市寺町5-2-15

【電話】
076-247-3453

【拝観料金】
境内可(無料)※参拝のみ

【拝観時間】
不明(お問い合わせください)

【宗派/山号・寺号】
法華宗/本因寺

【本尊・寺宝】
本尊は不明。
寺宝として、関重秀の墓碑や市井友仙の茶道具など。

【御朱印】
有り

【行事】
不明(お問い合わせください)

【見どころ】
境内には、横山康玄乳母の墓や松田家の墓所がある。
また、本堂の裏には、関重秀の墓碑がある。
関重秀は、加賀藩の剣術指南役で、関流剣術の祖とされる。別名は関貫秀や関九郎兵衛とも呼ばれ、武芸や学問に通じ、前田斉広に抜擢されて藩の財政改革に当たりました。本因寺には、彼の墓碑があります。

【駐車場・アクセス】
駐車場は不明(お問い合わせください)。
北陸鉄道路線バス「寺町三丁目」バス停から徒歩約1分。

【ウェブサイト】
なし

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