寶泉寺(宝泉寺:ほうせんじ)

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【歴史・概要】
寶泉寺は、高野山真言宗の寺院で、加賀藩主前田利家の守本尊である摩利支天を祀っています。
創建は室町時代に足利義尚によると伝えられており、江戸時代には二代藩主前田利長の命により、金沢城の鬼門に当たる向山の中腹に移されました。
境内からは金沢市街や日本海を望むことができ、日本文学研究家のドナルド・キーン氏も絶賛したといいます。
金沢三十三観音霊場23番

【住所】
石川県金沢市子来町57

【電話】
076-252-3319

【拝観料金】
境内は無料で拝観できますが、建物内は参拝者のみ入れます。

【拝観時間】
8:00~17:00(夏季は18:00まで)

【宗派/山号・寺号】
高野山真言宗/摩利支天山/寶泉寺

【本尊・寺宝】
本尊は秘仏の摩利支天で、毎年11月29日に開帳されます。
摩利支天は隠形(見られないという功徳)を持つとされ、忍者や武士などに信仰されてきました。
また、空襲除けや商売繁盛などのご利益もあるといわれています。
寺宝としては、前田家から寄進された仏像や絵画、書物などがあります。
特に有名なのは、前田利家公が愛用した鉄瓶や茶碗です。

【御朱印】
御朱印はありますが、御朱印帳はありません。
摩利支天の勝守(カチマモリ)があります。

【行事】
毎月1日には「おついたちまいり」として護摩と法話が行われます。
また、9月3日には「無縁さん浄行」として墓地の清掃や供養が行われます。
その他にも、高野山参拝バス旅行や摩利支天祭などの行事があります。

【見どころ】
見どころとしては、境内から眺める金沢市街や日本海の景色が素晴らしいです。
また、五本松と呼ばれるご神木や、鐘楼堂にある梵鐘も見逃せません。
梵鐘は明治時代に作られたもので、重さは約1.5トンあります。

【駐車場・アクセス】
駐車場はありません。
城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「橋場町」バス停から徒歩約10分です。

【ウェブサイト】
https://gohonmatsu.or.jp

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