小坂神社(こざかじんじゃ)

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小坂神社の由緒

【金沢北部の春日社として崇敬される古社】

中世ではたび重なる戦火によって焼失しましたが、1636年、加賀藩前田家によって現地に再興(さいこう)されました。
金沢北部の鎮守として信仰を集め「春日さん」と親しまれてきました。松尾芭蕉も奥の細道で小坂神社を訪れたと言われ、参道の途中には句碑が立ちます。

本殿は1688年に再建されたもので、17世紀後期の貴重な遺構として金沢市の有形文化財となっています。また本殿は市内で数少ない17世紀後期に遡る遺構。年代判定の指標となる細部意匠を残すなど、金沢市における神社本殿建築として貴重な建造物です。

小坂神社は、安江八幡宮宇多須神社椿原天満宮神明宮と並び、加賀藩歴代藩主の崇敬が特に厚かったとされる金沢五社のひとつです。

暮らし全般を守護する春日四神。また富士社は珠姫(3代・利常の正室)の病気祈願所で、病気平癒のご利益もあります。

本殿前の特徴ある狛犬は狼です。

小坂神社の概要

小坂神社
鎮座地 〒920-0816  金沢市山ノ上町42-1
電話 076-252-7891
拝観料金 無料
祭神 天兒屋根命(あめのこやね)
武甕槌神(たけみかづち)
比咩大神(ひめのおおかみ)
經津主神(ふつぬし)
饒速日命(にぎはやひ)
行事
見どころ 本殿は金沢市指定有形文化財建造物、松尾芭蕉の句碑、逆立ち狛犬、朱色の社殿、本殿の狛犬、100段以上の長い石段、季節のお花の手水舎
神徳 家内安全・商売繁盛・勝負必勝・交通安全など
駐車場
アクセス
駐車場あり(約20台)
JR金沢駅から北陸鉄道橋場町経由柳橋行きバス
約12分、山の上下車、徒歩5分
授与品・御朱印 御朱印:初穂料300円
ウェブサイト 石川県神社庁
https://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j0107/
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