直江神社(なおえじんじゃ)

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概要・由来

勧請年月は不詳なれど、弘治2年再興す。この時に豊前国宇佐八幡宮より勧請したるをもって宇佐八幡宮と称するも、昭和2年8月幣帛料供進神社に指定され、現在の社名に変更した。

直江神社の創建時期ははっきりとは分かっていません。
しかし、弘治2年(1556年)に神社が再建された際に、豊前国(現在の福岡県北部)にある宇佐八幡宮から神様を分けていただいた(勧請)ことから、「宇佐八幡宮」と称するようになりました。

国の指定を受けたことをきっかけに、現在の「直江神社」という名前に変わったということです。
このことから、直江神社は宇佐八幡宮と深い繋がりがあり、地域の歴史においても重要な役割を果たしてきた神社であることが分かります。

弘治二年(1556)
現在地に二間四方茅葺の社が再建。

明治三十六年(1903)
檜造瓦葺の現社殿が落成。

昭和二年八月
指定村社となる。

昭和二十年十二月
神社の国家管理を離れて氏子管理に移る。

昭和二十八年
神社本庁と包括関係を結び、宗教法人直江神社として現在に至る。

幣帛料供進神社(へいはくりょうきょうしんじんじゃ)

国家から幣帛(神様に捧げるお供え物)が供進される神社のことです。
これは、その神社が地域において重要な役割を果たしていることを意味します。

鎮座地

金沢市直江町ホ1

電話

076-238-2068 (須岐神社)

拝観料金

無料

御祭神

誉田別皇命
気長足姫命
比咩大神

行事

見どころ

整備された境内で、古い狛犬と新しい狛犬がいます。
手水舎も比較的新しいです。
町会の直江町会館と神社は渡り廊下で繋がっている造りになっています。

神徳(御利益)

  • 誉田別皇命(ほんだわけのみこと): 第15代天皇である応神天皇(おうじんてんのう)のことで、武運長久、開運厄除、殖産興業、子育ての神として信仰されています。

    • 武運長久(ぶうんちょうきゅう): 戦の勝利や武道の発展、武人の幸運が長く続くこと。武士の守護神として特に信仰を集めてきました。
    • 開運厄除(かいうんやくよけ): 運を開き、災厄を祓うこと。人生における様々な障害や困難から守ってくれるとされています。
    • 殖産興業(しょくさんこうぎょう): 産業を発展させ、経済を豊かにすること。農業、商業、工業など、あらゆる産業の発展を祈願する対象となります。
    • 子育て(こそだて): 子供の成長と健康を守ること。安産、子どもの健やかな成長、子育ての悩みなどにご利益があるとされています。
  • 気長足姫命(おきながたらしひめのみこと): 応神天皇の母である神功皇后(じんぐうこうごう)のことで、安産、子育て、武運の神として信仰されています。

    • 安産(あんざん): 無事に出産すること。妊娠中の女性が安産を祈願する対象として広く信仰を集めています。
    • 子育て(こそだて): 子供の成長と健康を守ること。応神天皇を育て上げた母であることから、特に子育てにご利益があるとされています。
    • 武運(ぶうん): 戦の勝利や武人の幸運。神功皇后は自ら軍を率いて戦に勝利したという伝説から、武運の神としても信仰されています。
  • 比咩大神(ひめおおかみ): 一般的には宗像三女神(むなかたさんじょしん)の一柱である市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)を指すことが多いですが、直江神社の場合はどのような比咩大神であるかはっきりとした情報が見つかりませんでした。一般的に宗像三女神は、海上交通安全、縁結び、商売繁盛の神として信仰されています。

    • 海上交通安全(かいじょうこうつうあんぜん): 航海や船旅の安全を守ること。古くから船乗りや漁師に信仰されてきました。
    • 縁結び(えんむすび): 男女の縁を結ぶこと。良縁を求める人々から信仰を集めています。
    • 商売繁盛(しょうばいはんじょう): 商売が繁盛すること。商人や企業経営者などが事業の成功を祈願します。

直江神社の御利益まとめ

これらの神様が祀られている直江神社では、主に以下のような御利益があるとされています。

  • 武運長久・開運厄除: 誉田別皇命、気長足姫命
  • 安産・子育て: 気長足姫命、誉田別皇命
  • 殖産興業: 誉田別皇命
  • (推測)海上交通安全・縁結び・商売繁盛: 比咩大神(宗像三女神の場合)

このように、直江神社は武運、安産、子育てといったご利益が特に厚い神社と言えるでしょう。また、産業の発展や開運厄除など、幅広いご利益を求めることができる神社です。

参拝の際には、これらの神様の御神徳を思い、感謝の気持ちを伝えることで、より一層のご加護をいただけるのではないでしょうか。

 

駐車場・アクセス

・駐車場はありません
・直江バス停から徒歩2
・問屋一丁目バス停から徒歩5

授与品・御朱印

須岐神社にお問合せ

ウェブサイト

石川県神社庁

https://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j0304/

 
 
 
 
 
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