照円寺(しょうえんじ)

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【歴史・概要】
照円寺は浄土真宗本願寺派(お西さん)のお寺で、金沢駅から徒歩約8分の笠市町にあります。

照円寺の初代は法敬坊順誓という国人領主で、蓮如上人の弟子でした。順誓は元々、源権之頭と言い、石川郡山島郷(現在の白山市)一町三五村を統べる国人領主でありました。二十九歳の時、全国に浄土真宗を広めた蓮如上人に弟子入りし「順誓」という僧侶に成りました(1449年)。弟子の中でも特に熱心に仏教を学んだ順誓は、蓮如上人より「法敬坊」という名を与えられ、法敬坊順誓と名を改めました。その後、山島郷島田村(現在の白山市御影堂町)にお寺を建立し(1454年)、蓮如上人より頂いた二尊之御影(親鸞聖人と蓮如上人の姿絵)を安置しました。そのお堂は「御影堂」と呼び親しまれる事となりました³。

照円寺四代住職慶誓は本願寺十二代准如上人の命により、金沢城の後町(現在の袋町)に移転していた旧尾山御坊の守護に任命され(1602年)、その六年後、御影堂の名を「照圓寺」と改めました。三代加賀藩主前田利常より現在の地(旧五宝町)を寄進され(1648年)、移転すると共に別院守護と触頭に命じられました。

照円寺は浄土真宗本願寺派(お西さん)のお寺で、金沢駅から徒歩約8分の笠市町にあります。毎年春と秋のお彼岸には、江戸時代より伝わる地獄極楽絵図を公開しています。地獄極楽絵図は江戸時代に描かれたもので、地獄や極楽の様子を迫力ある筆致で表現しています。絵図には仏教の教えや人生の教訓が込められており、絵解きも行われています。

二尊之御影は照円寺の本堂に安置されていますが、通常は非公開です。地獄極楽絵図は照円寺の本堂の隣にある絵図堂に展示されていますが、毎年春と秋のお彼岸の期間中にしか公開されません。

【住所】
石川県 金沢市 笠市町1-20

【電話】
076-221-4785

【拝観料金】
無料

【拝観時間】
通常は9:00~16:00(日曜日は10:00~16:00)

地獄極楽絵図の公開期間中は
早朝6:00~夜21:00(最終日は6:00~16:00)まで拝観できます。

【宗派/山号・寺号】
浄土真宗本願寺派(お西さん)/無量光山 照円寺

【本尊・寺宝】
本尊は阿弥陀如来像で、蓮如上人より頂いた二尊之御影(親鸞聖人と蓮如上人の姿絵)を安置しています。
寺宝としては、地獄極楽絵図(全12幅)、十六羅漢像(全16幅)、十六善神像(全16幅)、十八羅漢像(全18幅)、五百羅漢像(全500幅)、阿弥陀三尊像、四天王像などがあります。

【御朱印】
通常は9:00~16:00(日曜日は10:00~16:00)に受け付け。
地獄極楽絵図の公開期間中は早朝6:00~夜21:00(最終日は6:00~16:00)まで受け付け。
御朱印料は300円です。

【行事】
毎年春と秋のお彼岸に合わせて地獄極楽絵図を公開しています。
また、12月31日には除夜の鐘を行っています。

【見どころ】
地獄極楽絵図は江戸時代に描かれたもので、地獄や極楽の様子を迫力ある筆致で表獄や極楽の様子を迫力ある筆致で表現しています。地獄では罪に応じた様々な刑罰が待ち受け、極楽では阿弥陀如来や菩薩たちが迎えてくれます。絵図には仏教の教えや人生の教訓が込められており、絵解きも行われています 。

他にも、五百羅漢像や四天王像などの貴重な仏像や絵画も見どころです。

【駐車場・アクセス】
駐車場はありません
金沢駅から徒歩約8分、またはバスで「別院通り」下車すぐ。

【ウェブサイト】
照円寺の公式ウェブサイト: http://syouenji.jp/

 

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