概要・由来
上野八幡神社は、元々は医王寺という名前で、天平寺の僧であった空山が石動山の守護神である八幡神を金沢に移したのが始まりです。
空山は前田利家の信任を得て、石動山の法務取締役を務めました。利家が金沢城に移ると、空山も医王山に移り、医王寺を建立しました。
明治時代になると、神仏分離令により、医王寺は上野八幡神社と改称されました。
祭神は応神天皇(誉田別命)で、源氏や平氏などの武家から武運の神として崇敬されました。また、八幡大菩薩として仏教とも習合しました。
上野八幡神社は、享保16年(1731年)に現在地に遷座しました。境内には、芭蕉句碑や空山の墓所があります。また、近くには小立野寺院群や珠姫の寺と呼ばれる天徳院などがあります。
上野八幡神社は、縁結びや商売繁盛などの御利益があるとされています。例大祭や秋季大祭などの行事も行われています。
鎮座地
石川県金沢市小立野2丁目4-1
電話
076-263-9437
拝観料金
境内は無料で拝観できます。
祭神
応神天皇
行事
例大祭(9月15日)、秋季大祭(10月15日)、節分会(2月3日)、春季大祭(4月15日)など。
見どころ
境内には、芭蕉句碑や空山の墓所があります。
大きな杉の木が崇高な感じ。
また、近くには小立野寺院群や珠姫の寺と呼ばれる天徳院などがあります。
神徳(御利益)
縁結び、商売繁盛、厄除け、学業成就などの御利益があるとされます。
駐車場・アクセス
駐車場はありません。
北陸鉄道路線バス「小立野三丁目」バス停から徒歩約3分。
石川県立図書館のすぐ近く。
授与品・御朱印
授与品は不明ですが、御朱印はあります。
御朱印帳はありません。
ウェブサイト
公式ウェブサイトはありません。
石川県神社庁のサイトに紹介されています。
https://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j0081/