八幡神社(はちまんじんじゃ:才田町)

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概要・由来

当神社はもと、延喜式内小浜神社境内末社にして、天正14年5月前田利家小浜神社の摂末社再興修理されたが、翌15年8月15日小浜神社境内より当地に移転造営す、明治6年8月石川県より小浜神社附属社に取り決めらる。

才田町の八幡神社は、もともと非常に古い歴史を持つ小浜神社の境内にあった小さな神社でした。
戦国時代の天正14年(1586年)には、前田利家によって小浜神社とともに修復されましたが、翌年の天正15年(1587年)8月15日に現在の場所に移され、独立した神社となりました。
その後、明治時代に入って明治6年(1873年)に、石川県によって再び小浜神社の附属社となりました。

鎮座地

金沢市才田町乙184

電話

076-286-0012 (小濱神社)

拝観料金

無料

御祭神

譽田別尊
氣長足姫尊 咩大神

行事

才田町には、上の春日神社と下の八幡神社の2つの神社があり、
2024年8月15日(木)にそれぞれ獅子舞が行われました。
両獅子が集合し、迫力ある獅子舞演舞も繰り広げられました。

見どころ

きれいに整備されている境内です。

神徳(御利益)

才田町の八幡神社の祭神は
譽田別尊(ほんだわけのみこと)、
氣長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)、
比咩大神(ひめおおかみ)。

それぞれの神様の神徳(ご利益)について解説します。

1. 譽田別尊(ほんだわけのみこと)

一般的には応神天皇(おうじんてんのう)と同一神とされています。
武運の神として広く信仰されており、特に武家からの崇敬を集めました。「弓矢八幡」とも呼ばれます。
勝利祈願、武道成就、出世開運などのご利益があるとされています。
また、国家鎮護、殖産興業、産業発展のご利益もあるとされています。

2. 氣長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)

神功皇后(じんぐうこうごう)として知られています。応神天皇の母です。
安産、子育ての神として信仰されています。
また、開運招福、厄除け、航海安全などのご利益もあるとされています。
特に、困難を乗り越え、目的を達成する強い力を持つ神としても知られています。これは、神功皇后が朝鮮半島へ出兵したという伝説に由来します。

3. 比咩大神(ひめおおかみ)

比咩大神については、明確な神格が一つに定まっているわけではなく、複数の解釈があります。
一般的には、宗像三女神(むなかたさんじょしん)の一柱である市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)とする説が有力です。
宗像三女神は、海上交通の守護神として知られており、航海安全、交通安全のご利益があるとされています。
また、市杵島姫命は、芸能、財福の神としても信仰されています。
八幡神社の比咩大神がどの神格を指しているかは、神社によって異なる場合があります。
才田町の八幡神社の神徳を総合的に見ると、

  • 武運長久、勝利祈願
  • 安産、子育て
  • 開運招福、厄除け
  • 交通安全
  • 産業発展
  • 芸能、財福

など、幅広いご利益があると考えることができます。

八幡神社は、武家からの信仰が厚かったことから、武運の神としての側面が強調されがちですが、才田町の八幡神社のように、他の神様と合わせて祀られている場合は、多様なご利益を期待できると言えるでしょう。

神社にお参りの際は、それぞれの神様の神徳を意識しながら、日々の感謝と祈りを捧げると良いでしょう。

駐車場・アクセス

・駐車場はありません
・才田バス停から徒歩3分

授与品・御朱印

小濱神社にお問合せ

ウェブサイト

石川県神社庁
https://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j0997/

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