【歴史・概要】
妙法寺は、日蓮宗の寺院で、山号は大蓮山です。
開基は初代利家の弟・佐脇藤八郎良之の娘である円智院妙浄尊霊尼で、天正元年(1573年)に創建されました。
その後、領主の移転に伴って転々としましたが、元和元年(1615年)に現在の地に伽藍を構えました。
石川県指定文化財の紙本著色円智院妙浄画像や利家から拝領した鬼子母神木像などを所蔵しています。
【住所】
石川県金沢市寺町4丁目2-6
【電話】
076-242-0949
【拝観料金】
境内は無料で拝観できます。建物内は要予約で無料です。
【拝観時間】
9:00~17:00
【宗派/山号・寺号】
日蓮宗/大蓮山妙法寺
【本尊・寺宝】
本尊は鬼子母神木像で、利家から拝領したものと伝えられています。寺宝には石川県指定文化財の紙本著色円智院妙浄画像や利家から拝領した七条架裟などがあります。
【御朱印】
御朱印はあります。
【行事】
毎月1日に鬼子母神祭が行われます。
【見どころ】
本堂の裏側にあるドウダンツツジは金沢市文化財に指定されており、秋に紅葉すると美しい景色を見ることができます。
妙法寺のドウダンツツジ(灯台躑躅)は、大きな落葉低木です。樹高約4.0メートル、葉張は東西方向に約7.15メートル、南北方向に約7.3メートル、根元周は1.55メートルもあり、石川県内では最大級のものとなっています。
ドウダンツツジは、白色で釣鐘状の小さな花を枝先に散形状につけます。花期は4月下旬から5月上旬です。
ドウダンツツジの紅葉は見事で、11月中旬が見頃です。葉は赤や黄色に色づき、本堂の裏側にあるドウダンツツジは美しい景色を見せてくれます。
また、墓所には加賀藩藩医内藤蘭州や金沢歌舞伎の嵐冠者、俳人杉原竹女などの墓があります。
【駐車場・アクセス】
駐車場はありません。
公共交通機関では北陸鉄道路線バス「寺町三丁目」バス停から徒歩約1分。
【ウェブサイト】
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