長久寺(ちょうきゅうじ)

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歴史・概要

長久寺は、前田利家の妹である津世姫とその夫である高畠定吉のために、津世姫の兄である前田利長が創建したお寺です。
津世姫は、前田利家に仕えて戦功を挙げた高畠定吉の妻となりましたが、1602年に病死。高畠定吉は、その後剃髪して京都に隠棲し、1603年に死去しました。2人のお墓は当寺墓地に安置されており、絹本著色高畠定吉夫妻画像という肖像画も残されています。

長久寺は曹洞宗のお寺で、開祖は鎌倉時代初期の禅僧である道元禅師。本尊は釈迦牟尼仏で、坐禅中の姿をしています。
坐禅は曹洞宗の教えの中心であり「坐禅している姿そのものが仏であり、修行のなかに悟りがある」という考え方を示しています。

長久寺は、金沢市寺町という歴史的な地域にあります。
境内には、県内一の大きさを誇る銀木犀や樹齢数百年の大ケヤキ・ツツジなどが季節毎の彩りを添えます。また、かつてこの近隣で句を詠んだとされる松尾芭蕉の句碑も境内正面にあります。お寺の裏手からは、犀川や市街を見渡せます。

長久寺は、各種法要や体験メニューだけでなく、アートの展示やコンサートなども開催しています。お寺をもっと身近に感じていただけるように、様々な催しを企画しています。

坐禅と写経の体験では
慌ただしい毎日に一度立ち止まって自分と向かい合うひとときを感じられます。
前日までの予約で約20分、志納料(しのう)1,500円。

住所

〒921-8033
石川県金沢市寺町5-2-20

電話

076-241-2727

拝観料金

無料

拝観時間

9:00〜17:00

宗派/山号・寺号

曹洞宗/鶴雲山/長久寺

本尊・寺宝

本尊は釈迦牟尼仏。
寺宝としては、絹本著色高畠定吉夫妻画像や阿弥陀如来像、秋葉大権現など。

高畠定吉夫妻画像は、長久寺の寺宝の一つとして保存されています。
金沢市の有形文化財に指定されており、絹本著色で描かれた肖像画。通常は非公開ですが、寺宝展などの特別な機会に公開されることがあります。
寺宝展は、金沢市内のお寺6ヶ寺の、普段は見られない寺宝が公開される特別なイベントです。長久寺では、高畠定吉夫妻画像のほか、タンカという掛け軸や九谷焼作家の作品展もご覧いただけます。

寺宝展は、毎年11月に開催されますが、寺院によって公開日が異なります。

寺宝展の詳細は、公式サイト で確認することができます。

御朱印

通常の御朱印あり。
特別な御朱印はなし。

行事

年頭のご祈祷、涅槃会、おてらくご、花まつり、旧盆、新盆、オテラート、寺宝展など。
詳細は公式サイトを参照

見どころ

本堂や花々と眺望、松尾芭蕉の句碑、キリコなどが見どころ。
県内一の大きさを誇る対の銀木犀、樹齢数百年の大ケヤキ・ツツジ。

春には山門の彼岸桜が咲き、表の通りを彩ります。
本堂裏のしだれ桜は少し遅れて開花し始め、犀川の桜並木とあわせて楽しめます。

お寺の裏手から見渡せる犀川や市街。

駐車場・アクセス

駐車場は5台分あり。
金沢駅からバスで約20分「寺町三丁目」下車徒歩約2分
「寺町五丁目」下車徒歩約4分。

ウェブサイト

公式サイト:https://cho9ji.com/
インスタグラム:https://www.instagram.com/chokyuji_kanazawa/

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