【概要・由来】
米日吉神社は、米泉の氏神様として古くから栄え、御祭神の大山咋大神は須佐之男命の御孫にあたります。
この神は山野河川を治め水害を防ぎ、庶民の平和安泰の守護神として崇敬されてきました。
神社の創立は中世紀の兵火や伏見川の氾濫により古文書が失われて不詳ですが、天仁元年(1108年)以前と推測されます。
明治時代には村社に指定され、昭和39年に現在の社殿が建立されました。
村社とは、明治時代に制定された神社の旧社格の一つです。社格とは、神社の格式や階級を示すもので、政府からの補助や祭礼などに影響がありました。村社は、郷社の下、無格社の上に位置し、多くは村の鎮守の社などが列格されました。村社には社掌という職員が置かれていました。1945年にこの制度は廃止されました。
【鎮座地】
石川県金沢市米泉町8丁目126番地
【電話】
076-241-0701(春日神社宮司)
【拝観料金】
無料
【祭神】
大山咋大神(おおやまくいのかみ)
大己貴神(おおなむちのかみ)
【行事】
1月3日 歳旦祭
2月22日 鎮火祭
3月13日 祈年祭
4月14日~15日 例祭・春祭
9月敬老の日の前日 秋祭
11月23日 新嘗祭
【見どころ】
入母屋合掌造りのコンクリートの社殿は、石川県内では珍しい造りです。
また、例祭・春祭では子供御輿行列が出て、子供達が元気に担ぎます。
子供御輿は金沢市内でも少なくなっている伝統です。
【神徳(御利益)】
水害除け、平和安泰、五穀豊穣、商売繁盛など
【駐車場・アクセス】
駐車場はありません。
米泉バス停から徒歩3分。
北陸鉄道石川線西金沢駅から徒歩8分。
【授与品・御朱印】
授与品や御朱印は春日神社で受け付けています。
【ウェブサイト】
石川県神社庁
https://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j0176/