金沢の初詣|地元民おすすめの隠れた名所,穴場スポット【地元秘境編】

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新年の幕開けには、初詣に出かけて一年の無事や幸運を祈りたいものです。
金沢は加賀百万石の城下町として、歴史や文化にあふれた魅力的な街ですが、初詣にも見どころがたくさんあります。

尾山神社や石浦神社などの有名なスポットはもちろんのこと、今回はそんな定番の寺社仏閣とは一味違う、地元民がお勧めするマイナーなところをご紹介します。
歴史や建築、ご利益など、それぞれに特色のある寺社仏閣を巡って、新年の金沢を楽しみましょう。
金沢の穴場!初詣におすすめのマイナーな寺社仏閣、どうぞお付き合いください。

金沢の初詣に隠れた寺社仏閣をご紹介しますが、もちろん金沢には有名な寺社仏閣もたくさんあります。
金澤神社や白山比咩神社などの”定番スポット”は、初詣にも見逃せません。
そんな金沢のメジャーな寺社仏閣を紹介した記事もありますので、そちらをご覧になりたい方はぜひこちらの記事も読んでみてください。↓

金沢市の人気初詣スポットで運気アップ!【ど定番の神社・お寺編】

では、下記からは、
初詣で観光客があまり訪れない、地元民が愛する寺社仏閣をご紹介していきます。

① 尾﨑神社(おさきじんじゃ)の初詣:歴史と美しさを感じる特別な瞬間

金沢市丸の内に佇む尾﨑神社は、その由緒ある歴史と美しい社殿で多くの参拝者を魅了しています。
新年を迎えるには、この神社で初詣を行うことを強くお勧めします。

由緒と歴史

尾﨑神社は、寛永17年に加賀藩四代藩主前田光高公によって建立されました。
その後、社名を金沢東照宮から尾﨑神社に改称し、現在の場所に移転しました。
社殿は国の重要文化財に指定されており、その美しさは一見の価値があります。

社殿と庭園の魅力

  • 朱色に彩られた社殿:尾﨑神社の社殿は朱漆塗りで、華麗な装飾が施されています。その美しさは季節を問わず心を打ちます。
  • 徳川家康の三つ葉葵の家紋:社殿には徳川家康の家紋が掲げられており、歴史的な背景を感じさせます。

初詣の意味

初詣は新年を神様に報告し、願い事をする大切な儀式です。
尾﨑神社で心を清め、新たな一年を迎える準備をしましょう。

皆さんもぜひ、尾﨑神社で初詣を体験してみてください。その美しさと歴史的な価値に感動すること間違いありません。

尾﨑神社(おさきじんじゃ)

波自加彌神社の初詣:香辛料の神に祈りを込めて

金沢市花園八幡町に鎮座する波自加彌神社は、日本で唯一「香辛料」を祀る神社として知られています。
新年を迎えるには、この神社で初詣を行うことをお勧めします。
特に最近は金沢でもスパイスカレーのお店が増えてきました。香辛料を使用する飲食店などの店舗経営者には、全国的にも人気の神社です。

初詣のご案内

  • はじかみさんの初詣:
    1. ご参拝の皆様に昇殿し、お参りいただいております。
    2. 特製の『しょうが湯』を振る舞っています。
    3. 縁起物などが当たるお福分け行事『新春ふくびき』を実施しています。
    4. 混雑が少ないため、心静かにお参りいただけます。

初詣は新年を神様に報告し、願い事をする大切な儀式です。
波自加彌神社で心を清め、幸せな一年を迎えましょう。

皆さんもぜひ、波自加彌神社で香辛料の香り高い初詣を体験してみてください。
御朱印やお守り
もかわいいデザインが多いです。

波自加彌神社(はじかみじんじゃ)

③ 中村神社(なかむらじんじゃ)の初詣文化遺産と神秘の出会い

 
 
 

中村神社は金沢市中村町に鎮座しています。
この神社は古来より氏子崇敬者の心の拠所として、武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比咩大神を祀っています。

  1. 神社の由緒: 中村神社は平成21年に御鎮座1100年を迎えた歴史ある神社です。古くから中村に鎮座していたと伝えられています。
  2. 神仏混淆の歴史: 慶長7年(1602)より地蔵院という別当が奉仕し、本尊に薬師如来を安置し、後に春日明神の神霊を迎えた神仏混淆の神社でした。
  3. 拝殿の特徴: 中村神社の拝殿は、旧金沢城二の丸御殿内に建立された舞楽殿(能舞台)を移築したもので、文化庁登録有形文化財に指定されています。
  4. 御利益: 縁結び、商売繁盛、家内安全、厄除け、学業成就など。

中村神社は金沢市内でも知られた神社であり、初詣に訪れる価値がある場所です。
ぜひ新年を神聖な場所で迎えてください。

中村神社(なかむらじんじゃ)

④ 泉野櫻木神社(いずみのさくらぎじんじゃ):地元民に愛されるパワースポット

 

泉野櫻木神社は、金沢市泉野町3丁目15-14に鎮座しています。
この神社は、応神天皇と天照大神を祀っております。

初詣の際に訪れる際のポイント

  1. 左義長(さぎちょう):1月15日に行われる左義長は、刈り取り跡の残る田に長い竹を立て、門松や注連飾り、書き初めなどを焼く伝統行事です。焼いた餅を食べることで縁起を担ぎ、注連飾りの灰を持ち帰ると病気を除くと言われています。
  2. 泉野櫻木神社の歴史:泉野櫻木神社は、養老元年(717年)に小祠が建立され、桜木を刻んだ御神像が祀られたのが始まりです。明治時代には改称を経て、泉野新村にあった法受社を合祀しました。

金沢市指定の樹木もあり、神聖な雰囲気もあります。
お祭りでは多くの露店もあり地元民に大切にされている神社です。

泉野櫻木神社(いずみのさくらぎじんじゃ)

⑤ 犀川神社(さいがわじんじゃ)運気を高めるパワースポット

金沢市中央通町16-1に鎮座する犀川神社は、地元の人々から深く信仰されている神社です。
犀川緑地の側に位置し、清らかな水が流れる美しい場所です。
雪が少なく天気が良ければ、元旦でも川辺の河川敷でのんびりと過ごすこともできます。

犀川神社の由緒は、天正二年(一五七四年)に前田利家公が奈良の春日大社から御祭神を勧請したことに始まります。当初は浅野川沿いに小さな祠を建て、その後長町二丁目や現在の長土塀三丁目元車交差点付近に移転しました。
明治元年に神仏分離令が出され、同六年に犀川神社と改称されました。

かわいい御朱印は地元民ですごく人気で
傘の形をしたおみくじも多くの参拝者が引かれて行きます。

手水舎は季節のお花を飾り、観光客が知らないパワースポットですので
あまり知れ渡ってほしくない場所でもあります。

犀川神社(さいがわじんじゃ)

⑥ 安江住吉神社(やすえすみよしじんじゃ)航海と武運の神々が守る神社

安江住吉神社(やすえすみよしじんじゃ)は、奈良時代に住吉大明神として創建された歴史ある神社で、味知神社とも呼ばれています。
中世には富樫氏の豪族が再興し、江戸時代には北前船の船頭たちが航海の安全を祈願したといわれています。
境内には、大阪の船主たちが奉納した石灯籠や保存樹林指定の森があります。
格式高く、人形祓いの宮として有名な神社です。

見どころ:

  • 境内にある大阪の船主たちが奉納した石灯籠や保存樹林指定の森
  • 社宝として味知神社刻名の神鏡や木彫りの狛犬
  • 人形感謝まつりでは、お人形やぬいぐるみなどをお祓いしてもらえます

神徳(御利益):

  • 古来より航海交通の神、武道の神として崇敬され、海上安全や交通安全、武運長久や勝負運などにご利益があるとされています。

アクセス:

  • 駐車場は鳥居をくぐって15台駐車可能。
  • アクセスは、金沢駅からバスで約20分、北安江バス停下車、徒歩5分。

安江住吉神社(やすえすみよしじんじゃ)

⑦ 神明宮(しんめいぐう):樹齢千年のパワースポット

金沢市野町2丁目1-8に鎮座する神明宮は、地元の人々から厚く信仰されているパワースポットです。

あまり知られていないというこの記事に掲載しますが、メジャー的に有名なのかも知れません。
大きな欅の木は金沢市指定保存樹の第1号で金沢のパワースポットとされています。

個性豊かなおみくじがあり、なかには「花みくじ願い」という運勢が記載されているだけではなく、願い事を直接書くことができるので、初詣にもピッタリです。

一枚の絵馬で、福招願(ふくまねきねがい)”“削除願(さくじょねがい)”の2ヵ所に記入できます。

また、「割り絵馬(わりえま)」という絵馬があり、
片方の福招願には、開運招福・商売繁盛等これから起きてほしい事・叶えたい事を記入し
もう一方にの削除願には、病気・けが・悪縁等の捨てたい事・起きてほしくない事を、記入して
別々にして納めるというのも珍しいので、ぜひ行なってみてほしいです。

  • 神明宮は金沢の繁華街から近く、樹齢千年と言われる大きな欅の木があります。
  • 悪事災難厄除のために春と秋に開催される「あぶりもち神事」が行われ、多くの人々が参拝します。
  • 金沢五社(椿原天満宮・小坂神社・宇多須神社・安江八幡宮)の一つで、江戸時代から行われた「五社巡り」信仰は、開運招福諸願成就のご利益があるとされています。

神明宮の所在地は、金沢市野町2-1-8で、拝観料は無料です。
刀のお守りや御朱印なども手に入ります。

神明宮(しんめいぐう)

⑧ 長久寺(ちょうきゅうじ)津世姫ゆかりの寺院で初詣


長久寺
は、金沢市寺町にある曹洞宗のお寺で、約400年前に創建されました。この寺は、前田利家の妹である津世姫のために建てられました。境内には樹齢400年近くの銀木犀があり、山門をくぐると県内一の大きさを誇ります。

  • 寺名: 長久寺
  • 所在地: 〒921-8033 石川県金沢市寺町5-2-20
  • 特徴:
    • 津世姫の菩提寺
    • 銀木犀の美しい境内
    • 芭蕉の碑がある
  • 初詣のポイント:
    • 津世姫に感謝の思いを込めて初詣を
    • 神社ではない、お寺の歴史に思いを馳せる

御朱印はあります。

長久寺(ちょうきゅうじ)

⑨ 小坂神社(こさかじんじゃ):珠姫の病気祈願所で初詣


小坂神社
は、金沢市山ノ上町42-1に鎮座しています。
この由緒ある神社は、奈良時代の養老元年(720年)に創建され、金沢五社の一社として多くの人々から崇敬されています。また、一部の記録では創建が720年とされています。

小坂神社のご利益

小坂神社では、さまざまなご利益を授けています。
これには「家内安全」「商売繁盛」「勝負必勝」「交通安全」「病気平癒」「無病息災」などが含まれています。
境内社の富士社は、前田利常公の正室であった珠姫(玉姫)の病気祈願所としても知られており、病気平癒としての信仰も多く集めています。

境内

小坂神社の境内は美しい自然に囲まれており、参拝者を迎えています。
境内には鳥居や社殿、手水舎があります。
本殿は貞享五年(1688年)に再建されたもので、17世紀後半の神社建築物として貴重です。

小坂神社(こざかじんじゃ)

⑩ 椿原天満宮(つばきはらてんまんぐう):金沢の学問の神様を祀る


椿原天満宮
は、金沢市天神町1丁目1-13に鎮座している神社で、学問の神様である菅原道真公を祀っています。

社務所では、お守りや熊手を購入できます。

  1. 神社の由来: 永仁5年(1297年)に京都北野天満宮から勧請され、金浦郷田井村に遷座。金浦郷の総鎮守産土神となり、前田家の祈願所として城郭の鎮守とされました。
  2. 学業成就の御利益: 学生や受験生が多く参拝し、学問・詩歌・文筆の向上を願う場所として知られています。
  3. 境内の見どころ: 拝殿や手水舎、菅原道真公の石碑があります。

椿原天満宮は金沢五社の一つであり、他の四社と合わせて「五社参り」をすることができます。
ぜひ訪れてみてください!

椿原天満宮(つばきはらてんまんぐう)

金沢初詣のまとめ

この記事では、金沢の初詣におすすめのマイナーな寺社仏閣を10選ご紹介しました。
それぞれに歴史や建築、ご利益などの魅力があります。

金沢の穴場スポットを巡って、新年の幸運を掴みましょう。
もちろん、金沢には有名な寺社仏閣もたくさんありますので、そちらもぜひ訪れてみてください。金沢の歴史や文化を感じることができる、素敵な寺社仏閣があなたを待っています。

金沢の初詣、楽しんでくださいね。

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